世界最大の「始興人工サーフィンウェーブパーク」の工事開始…2020年の開場カウントダウン

投稿日d 2019-05-03 ヒット数 316

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○ 2日、始興市のコブク島一帯で「始興人工サーフィンウェーブパーク」の起工式を開催

– 京畿道、始興市、韓国水資源公社、デウォンプラスグループが参加

– 昨年11月の業務協約後、たった6か月で工事着工の成果を挙げる

○ 1,400人余りの大規模な雇用創出を期待、年間200万人の観光客を予想

– 韓国内だけではなく、中国、日本などから観光客が訪れる見込み。東アジアを代表するサーフィンの名所となることが期待される

 

2020年にオープン予定の世界最大規模の人工サーフィンパーク、「始興人工サーフィンウェーブパーク」が工事を開始した。

京畿道によると、2日午後2時に始興の始華マルチテクノバレー(始華MTV)内のコブク島で、始興人工サーフィンウェーブパークの起工式を行った。この日の起工式には、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事、任炳澤(イム・ビョンテク)始興市長、李学洙(イ・ハクス)韓国水資源公社社長、チェ・サムソプデウォンプラスグループ会長、文成赫(ムン・ソンヒョク)海洋水産部長官、趙正湜(チョ・ジョンシク)・咸珍圭(ハム・ジンギュ)国会議員など、500人余りがともに工事の開始を祝った。

李在明知事はこの日、あいさつを通して「第4次産業革命時代に文化とレジャー、そして生活の質に対する関心がさらに高まっている」と述べ、また「始興人工サーフィンウェーブパークは企業にとっては機会と利益の場となり、地域にとっては雇用創出と経済活性化の機会となるだろう。投資してくれた企業の皆様に感謝する」と語った。

京畿道は昨年11月に始興市、韓国水資源公社、デウォンプラスグループと事業の成功に向けて業務協約を締結している。京畿道は業務協約後、たった6か月で工事を開始したのは異例のことであり、協約当事者間の有機的な協業が功を奏したと説明した。

「始興人工サーフィンウェーブパーク」は、東アジアで初めての試みとなる人工サーフィンパークで、始華マルチテクノバレー(始華 MTV)に造成された人工島のコブク島を含め、約32万5,300㎡の敷地に作られる。事業施行者である㈱デウォンプラス建設は、この場所に約5,630億ウォンを投資し、2023年まで世界最大規模である16万6,613㎡の人工サーフィンパークを皮切りに、ホテル、コンベンション、マリーナ、大観覧車などを造成する計画だ。

「始興人工サーフィンウェーブパーク」が計画通りに造成される場合、製造業中心の始興市は、サービスと海洋観光産業が融合した西海岸圏の中心的な観光都市として生まれ変わることになる。

京畿道は、最近若者の中でサーフィンへの関心が高まっている上に、2020年の東京オリンピックではサーフィンが正式種目に採択されたため、韓国のサーファーだけではなく、日本や中国などから年間200万人以上の観光客が人工サーフィンパークを訪れると予想している。そうなると、コブク島一帯が、韓国はもちろん、東アジアを代表するサーフィンの名所となるというのが京畿道の説明だ。

また、1,400人以上の直接雇用、雇用波及効果で約8,400人など、雇用創出効果も期待され、特にサーフィン産業の特性上、青年の雇用が大きく増える見込みだ。

「始興人工サーフィンウェーブパーク」は、2020年のウェーブパーク開場を皮切りに、段階的にホテルや商業施設を整え、アクアペットランドなど始華湖の豊かな観光資源と組み合わせ、世界的な体験型・滞在型の観光地として造成される予定だ。