キム・ドンヨン、世界的半導体装置企業ASMI(ASMインターナショナル)が新規投資を検討するとの報を受けて直接投資誘致に乗り出す「投資の選択肢として京畿道も考慮に入れてほしい、最大限協力する」と強調

投稿日d 2022-10-11 ヒット数 206

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○ キム・ドンヨン知事、11日に訪韓中のポール・ベルハーゲンASMインターナショナル(ASMI)最高財務責任者(CFO)と投資誘致について面談
○ キム知事「京畿道は半導体産業の国際的ハブ、惜しげなく最大限に協力する」

世界的な半導体装置企業が新規投資を検討中であるという情報を入手したキム・ドンヨン京畿道知事が、該当企業の投資誘致のため直々に動いた。

キム・ドンヨン知事は11日、執務室にてポール・ベルハーゲン(Paul Verhagen)ASMインターナショナル(ASMI)最高財務責任者(CFO)と面談し、京畿道への投資誘致拡大について要請した。また、外国人投資の増加と活性化のための制度に積極的な支援を呼びかけた。ASMインターナショナル(ASMI)は、半導体蒸着装置製造部門において世界で十本の指に入るオランダを代表するグローバル企業である。

キム・ドンヨン知事は面談において、「京畿道は韓国だけでなく国際的にも半導体産業のハブである」と述べ、「京畿道は半導体産業のエコシステム、環境造成に重点を置いており、すでに半導体世界1~4位の企業研究所も誘致している」と語った。

さらに、「各種規制やインフラ、人材確保の点においても大胆な計画を用意している。ASMインターナショナルが投資を検討する際、この点も考えに入れていただきたい」と付け加え、「本日をきっかけに良い投資パートナーとなれることを確信した。惜しみなく最大限の協力を行う」と強調した。

これを受けて、ポール・ベルハーゲン最高財務責任者は、「次世代の半導体蒸着装置を開発するためには、2030年までに約1兆ウォン以上の投資が必要となる」と話し、「主要な顧客に安定的かつ持続可能な装置を供給するにあたって、京畿道は魅力的な投資先である」と答えた。

ASMインターナショナルは2015年、京畿道と投資協約を締結して以来、2019年1月に華城市東灘先端産業団地内に870億ウォンをかけて半導体蒸着装置の研究・製造施設に投資し、440人の雇用を生み出している。昨年の売上高は3千億ウォンを記録した。

特に、ASMインターナショナルは「プラズマを利用した原子蒸着技術(PEALD)」を初めて韓国で開発し、大量生産にも成功する等、韓国の革新的な技術について高い興味を持っている。

プラズマを利用した原子蒸着技術(PEALD)は、かつて1990年代初め韓国で世界で初めて開発した技術であり、この技術を高く評価したASMインターナショナル(ASMI)が2004年に追加投資を行った結果、韓国で大規模量産化に成功している。

京畿道はASMインターナショナルが次世代の半導体装置を開発するための新規投資を計画中であり、日本、米国など世界中で投資先を検討しているという情報を入手したため、この日の面談を推進したと説明した。