キム·ドンヨン知事と中国遼寧省のハオポン党書記が6ヵ月ぶりに再会し、投資と文化観光の拡大など「今後30年間交流と協力を深める」ことで合意

投稿日d 2024-04-24 ヒット数 236

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キム·ドンヨン知事は4月24日、ドダム所(道民を包んでくれる場所)で遼寧省のハオポン(郝鵬)党書記と会い、京畿道-遼寧省の協力関係の新たな跳躍と重点分野の実質協力強化を約束した。

二人の出会いは今回が2度目だ。キム·ドンヨン知事は昨年10月に、遼寧省を訪問した際、ハオポン党書記と会って、両地域の協力策について話し合った。キム知事は当時、ハオポン党書記の京畿道訪問を積極的に要請したが、約6ヶ月ぶりに答礼訪問が実現した。

「またお会いできて本当にうれしい。6ヵ月前に初めて会って友達になったと話したが、今日またこうして会って一層友情が深まり、京畿道と遼寧省の絆が深まったようで嬉しい。これから長い月日が流れても友人関係を維持しながら韓中のためにもっと大きなことをしてほしい。」とキム·ドンヨン知事は嬉しい気持ちを表現した。

それと共に「6ヶ月前に党書記と話したことが、この間に色々な進展をすることになり高く評価する。今日結んだ深化業務協約を契機に遼寧省と京畿道がさらに深い協力関係を結ぶことを期待する」と付け加えた。

これに対し、「遼寧省党書記としては約10年ぶりの訪問だ。歓待に対してとても感動した。遼寧省と京畿道間の31年間の成果をさらに深め、次の段階として経済、科学、貿易、産業、そして文化、人的分野でも多くの協力を望む」とハオポン党書記は応えた。

そして「6月に中国遼寧省大連市で開かれる予定の夏季ダボスフォーラムと9月に遼寧省貿易投資博覧会にキム知事を公式招待する。心から参加してほしい」と彼は強調した。

この日、二人は企業のビジネス環境改善と投資·企業協力拡大、製造·科学技術革新·現代農業など産業の企業·機関間交流協力強化、文化·体育·観光·教育交流拡大などの内容を盛り込んだ「京畿道-遼寧省交流協力深化合意書」に署名した。

交流協力深化合意書締結後、農業科学技術交流協約と大学交流協約が締結された。京畿道農業技術院のソン·ジェフン院長と遼寧省農業科学院のスイグォミン(隋国民)院長は、両院間の高麗人参·豆などの作物の栽培·防除技術、農産物·土壌安全性の共同研究と情報·人的交流を拡大することにした。続いて、水原大学のイム·ギョンスク総長と瀋陽音楽大学のチャオハンシン(趙恒心)書記が大学交流協約を締結し、両校間の学生·教職員の人的交流、音楽芸術公演·学術交流を推進することにした。

面談後には遼寧省党書記と代表団、駐韓中国大使、京畿道議会議長団、京畿道企業、文化·学術界の要人なども晩餐会に参加し、京畿道と遼寧省の協力強化のための和合の時間を持った。

「遼寧省は京畿道、京畿道議会の長年の友人で、京畿道議会も30年前に親善議員連盟を結んで以来、遼寧省との縁を堅固にしてきた。両地域の政府と議会の交流と協力は、韓国と中国の共同発展と国民の幸福を牽引する動力になるだろう」と晩餐会に出席したヨム·ジョンヒョン京畿道議会議長は語った。

京畿道は韓中国交正常化の翌年の1993年、遼寧省と姉妹提携を締結し、(京畿道の中小企業輸出マーケティング支援のための京畿ビジネスセンター(GBC)を瀋陽(遼寧省の中心都市)に設置、観光協力交流会の開催、遼寧省バレエ団の招請公演、交流公務員相互派遣などの)活発な交流活動を最近まで続けてきた。今年1月にもダボスフォーラムに参加したキム知事が、李楽成·遼寧省長と会って、両地域の協力方案を議論したことがある。

今年は6月の京畿道観光活性化のための遼寧省政府·観光業界の代表招請広報旅行、8月の京畿道-遼寧省-神奈川県の3地域の青少年スポーツ交流大会、12月の遼寧省博物館の遺物招請展示など多彩な交流協力行事などを行う予定だ。