カフェの氷から基準値超えの細菌数など3件の不適合が見つかり、京畿道が行政処分を下した

投稿日d 2021-07-23 ヒット数 215

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ㅇ コーヒー専門店の自家製造の氷、ダッチコーヒー、ドリンク、氷菓類など、夏に消費が多い食品146件を検査した結果、不適合だった3件に対し行政処分

– 自家製造の氷2件から過マンガン酸カリウム消費量、1件から細菌数が基準値超え

京畿道保健環境研究院が、夏を迎えて京畿道内のコーヒー専門店などで回収した食用の氷やコーヒーなどを検査した結果、細菌数や過マンガン酸カリウム消費量の基準値を超えている氷が3件確認され、管轄の市・郡を通じて行政処分を下した。

研究院は6月11日から7月7日まで、カフェで自家製造している製氷機の氷(100件)、ダッチコーヒーをはじめとするドリンク(10件)、氷カップ(13件)、氷菓類(23件)など、計146件に対し、細菌数や過マンガン酸カリウム消費量などを検査した。過マンガン酸カリウム消費量とは、有機物の汚染具合がわかる指標であり、糖・アルコール・たんぱく質など有機物により消費された過マンガン酸カリウムの量を指している。

検査の結果、カフェで使用している製氷機の氷100件中、2件が過マンガン酸カリウム消費量の基準値(10.0mg/L)を超えていた(16.7mg/L、24.3mg/L)。残りの1件は細菌数が1,500CFU/mLで、基準値(基準値1,000CFU/mL)を超えていた。

京畿道は、不適合判定を受けた氷を使用した3店舗に、管轄の市・郡を通じて直ちに製氷機の使用を中断させ、洗浄・消毒およびフィルター交換後、基準を満たしている氷だけを使用するように措置を取った。

研究院の関係者は、「大人数の利用施設である食品接客業所および即席販売製造加工業所で販売され、夏に多く消費される食品に対し検査を強化する計画」と語った。