「カーボンニュートラル京畿」に向けた歩み、3日間の「エコフェアコリア2022」が閉幕

投稿日d 2022-09-08 ヒット数 192

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○京畿環境産業展、京畿道炭素共感、清浄大気国際フォーラム、京畿環境安全フォーラム共催
○カーボンニュートラル共同宣言、350の技術展示および参加ブースの運営、国際フォーラムの運営など

持続可能な未来を模索する環境総合展示会「エコフェアコリア2022(ECO FAIR KOREA 2022)」が7日に幕を閉じた。
5~7日までの3日間にわたり、水原コンベンションセンターで開かれたエコフェアコリアは「持続可能な未来、カーボンニュートラル京畿」をテーマにして、▲京畿環境産業展、▲京畿道炭素共感、▲清浄大気国際フォーラム、▲京畿環境安全フォーラムを共同開催し、環境分野の総合行事として開催された。
「京畿環境産業展」では、120社・280ブース規模の環境技術展示が行われ、韓国標準協会などが参加した6件の環境技術認・検証説明会が開かれた。韓国環境公団が主催した事業発注説明会など他機関との連携による付帯行事も行われた。特に京畿道の市・郡と公共機関を購買者(バイヤー)として招請した購買相談会では、90人の公共機関購買者と72社の参加企業が参加して188件の相談を行った。
「京畿道炭素共感」は、53機関・70ブースが参加してカーボンニュートラルに関する地方レベルの共通認識を形成する契機となった。道と市・郡、道議会が共同協力の意志を固める「カーボンニュートラル宣言式」を皮切りに、道民がカーボンニュートラル実践を宣言する「カーボンニュートラル道民推進団発足式」も続いて開かれた。
東アジア政府の関係者や専門家らとともに韓中日の共同協力に向けた地方政府の役割について議論する「カーボンニュートラル国際フォーラム」、大気・気候・エネルギー分野のアイデア発掘によって気候危機問題を認識し共通認識を形成する「カーボンニュートラル・アイデアコンテスト」も開催された。競進大会には計54チームが参加し、事前書類審査を経て8チームが決選に進出した。大賞には「気候の王」チームの「賃貸建物エネルギー使用量の表示キャンペーン」のアイデア提案書が選定された。大賞受賞作については、京畿道と京畿環境エネルギー振興院にて政策への反映を積極的に検討する計画だ。
京畿道と国連環境計画(UNEP)が共同主催した「清浄大気国際フォーラム」は、モンゴル環境観光部のツヴェンドルス・ガンツム(Tuvdendorj Gantumur)次官、モルディブ環境気候変動技術部のアブドラ・ナシア(Abdulla Naseer)政務長官をはじめとする16か国の環境専門家、国際機構、アジア太平洋6か国の政府、学界関係者750人余りが3日間オンライン・オフラインで参加した。6つのセッションと3つの付帯行事で構成された今回のフォーラムを通じて、清浄な大気のための多様な政策、技術、研究結果を発表し、各国と地域の現状を共有した。
5日に開催された「京畿環境安全フォーラム」は、環境産業分野の専門家や企業など250人余りが参加した。今回のフォーラムでは、京畿道の小規模事業所への支援事業発展策の摸索と、環境サービス業の活性化策および優秀事例に関する発表が行われた。小規模事業場に対する効率的な支援方法の導出と環境サービス業者の活性化に貢献するものと評価された。
京畿道環境局のオム・ジンソプ局長は、「環境に対する多くの道民の関心と参加のおかげで行事を成功的に開催することができた」と評価し、「持続可能な発展に向けてカーボンニュートラル実践策など京畿道が担うべき役割について引き続き模索していきたい」と述べた。