海外優秀事例の研究により京畿道政を革新、「グローバル政策研究団」15組選抜

投稿日d 2025-03-28 ヒット数 22

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○ 京畿道、「グローバル政策研究訓練チームの選抜オーディション」開催15組60人を選抜
– 海外優秀事例を深層研究、道政に取り入れ懸案の解決に活用
– 看病・介護サービス、労働時間短縮、生成 AIなど15の研究課題の遂行

京畿道は27日、光教庁舎4階の栗谷ホールで「2025年グローバル政策研究訓練チーム選抜オーディション」を開催、15組60人を選抜した。

「グローバル政策研究訓練」は、海外の先進事例を研究し、それを京畿道政に取り入れるためのベンチマーキングプログラムである。京畿道は行政環境が急変する中、国際政策の流れを研究して道政のグローバル競争力を高めるために今回の事業を企画した。

研究課題は、民選8期の京畿道の中心的な議題を含む指定課題6件、そして室・局別の懸案に対する自律課題9件など計15件である。主な研究課題としては、▲京畿道看病・介護SOSプロジェクト推進に関する先進事例の研究、▲労働時間短縮に関する先進事例の研究、▲AI基盤スマート交通安全の研究、▲50+世代専門性活用のための勤労モデルの革新などがある。

特に、京畿道看病・介護SOSプロジェクト事業の高度化に向けて、スウェーデンとノルウェーの介護保険制度、サービスの品質、家族介護者支援政策などを分析し、京畿道型介護サービスモデルを構築する計画だ。

また、ワークライフバランス、生活の質(QOL)の向上などを目的に労働時間短縮政策を実験的に導入しているイギリスやスペインの事例を研究し、「週4.5日制」及び「0.5&0.75 Job」事業を推進するのに参考にする予定である。

同時にスウェーデンやデンマークなどのAI基盤スマート交通安全政策の優秀事例を研究し、「2030京畿道知能型交通体系基本計画」を推進するのに適用する予定だ。

京畿道は、研究チームが円滑に研究に取り組めるよう1チームあたり1,500~2,000万ウォン限度の訓練に必要な実費と最大175万ウォンの通訳費用を支援する。訓練結果は、9月の成果報告会で共有する。優秀研究課題は政策に取り入れる計画である。

キム・サンス京畿道自治行政局長は、「グローバル政策研究は、単なる海外研修ではなく、京畿道政の未来を設計する戦略的研究活動」と述べ、「選抜された者は誰でも使命感を持って研究に臨んでほしい。道民の生活を実質的に変化させる政策につながるよう期待している」と語った。