キム・ドンヨン、ダボス会議でアル・ゴア氏、フランス予算大臣、シンガポール副首相ら外国要人と交流
投稿日d 2025-01-22 ヒット数 35
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〇 キム・ドンヨン知事、21日世界経済フォーラムで各国の要人と個別面談を行い京畿道との協力について話し合う
– アル・ゴア元米副大統領と気候政策について意見交換
– フランスのローラン・サン・マルタン予算大臣と面談して半導体、AI、バッテリー分野の協力について確認
– シンガポールのガン・キムヨン副首相兼貿易産業大臣にスタートアップと通商分野、青年交流の協力強化を提案
スイスで開催された2025世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席中のキム・ドンヨン京畿道知事が、アル・ゴア(Al Gore)元米副大統領をはじめ、フランスとシンガポールの大臣など各国の要人と面談を行い、京畿道との協力について議論を交わした。
キム・ドンヨン知事は21日現地時刻、スイスのダボスコングレスセンターにてアル・ゴア元大統領と面談し、戒厳宣言後の韓国の民主主義に対する懸念と政治情勢について説明し、韓国国民のレジリエンスを強調した。続けて、京畿道が取り組んでいる気候政策の進展状況についても説明し、京畿道への来訪を求めた。
アル・ゴア元副大統領は、世界中で民主主義を退化させかねない現象が発生していることに対して懸念を示し、気候政策に対するキム知事の一貫した推進意志と韓国政治の正常化に向けた努力を高く評価した。
キム・ドンヨン知事とアル・ゴア元副大統領の面談は今回で3回目となる。キム知事は2023年8月、高陽キンテックス(KINTEX)にて開催された「クライメート・リアリティ・リーダーシップ・トレーニング」に地方政府代表講演者として参加、アル・ゴア元副大統領と気候危機の克服をテーマに意見を交わしており、また昨年1月にはダボス会議で再会して協力案について議論している。
続けてキム・ドンヨン知事は、フランスのローラン・サン・マルタン(Laurent Saint-Martin)予算大臣と面談し、京畿道とフランスの交流協力の強化について話し合った。
両名は半導体、AI、バッテリー分野におけるフランスの地方自治体と京畿道や企業間の協力強化及び拡大の必要性について共感した。
また、サプライチェーンと安保の二重の摩擦、トランプ関税、エネルギー政策の影響など国際経済の不確実性が増すなか、フランスと京畿道は実質的な協力強化を約束して互いを招待した。特に、キム知事とローラン・サン・マルタン大臣は、直接コミュニケーションを交わすために携帯電話番号を交換した。
キム知事はさらに、シンガポールのガン・キムヨン副首相兼貿易産業大臣とも面談を行い、両国の共生協力を図った。
キム・ドンヨン知事は、スタートアップと通商分野、青年交流の協力強化を提案し、副首相に近いうちの来訪を求め、これを機にさらに実質的な協力を展開できると期待を示した。
ガン・キムヨン副首相兼貿易産業大臣は、国際情勢が変化するなか、韓国をはじめとする周辺国との経済協力を重視していると述べ、現代自動車研究施設がシンガポール内で唯一のモビリティ施設として高く評価されており、韓国企業の経営ノウハウ伝授、インターンシップなどに対するキム知事の支援を期待していると明かした。
京畿道とシンガポールは昨年、ダボス会議を機に、ターマン・シャンムガラトナム大統領及びジョセフィン・テオ情報通信大臣とキム知事による面談に加え、シンガポール・スマートネーション庁のアガスティン・リー事務2次官率いる代表団とキム・ヒョンゴン経済副知事も面談を行っており、またエリック・テオ駐韓シンガポール大使が京畿道庁に来訪するなど、イノベーション分野においてコンスタントに交流を続けてきた。
昨年7月には、青年サダリ(はしご)事業のひとつとして、京畿道青年30名がシンガポール国立大(NUS)で語学研修や多様な体験活動に参加したほか、10月には京畿道が主催した京畿グローバル大転換フォーラムにシンガポール国家最高AI責任者(CAIO)ヘ・ルイミン博士が出席して、AIとヒューマノミクスに関して意見交換を行っている。また、シンガポール政府は、外国の高位要人を招待して識見を高め合うプログラム「ネイサン・フェローシップ(Nathan Fellowship)」を通じてキム・ドンヨン知事を公式的に招待した。11月にはシンガポールのヘン・スイ・キアット(Heng Swee Keat)副首相兼国立研究財団理事長が京畿道を訪れ、キム知事と共に京畿道-シンガポールの協力強化とイノベーション協力を約束した。