京畿道、「第1回移住労働者認識改善優秀コンテンツ公募展」受賞作15点選定
投稿日d 2024-12-19 ヒット数 26
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〇 移住労働者の認識改善に向けた優秀コンテンツ公募展を開催し、作品計94点から受賞作15点選定
– 「多様性の線、引かずにつなぎましょう」(動画)、「ルーツは違っても私たちは友だち」(ポスター)大賞
京畿道は19日、「第1回京畿道移住労働者認識改善優秀コンテンツ公募展」の受賞作として15点を選定したことを発表した。
移住労働者に対する認識改善と権益増進を目的に実施された今回の公募展には、動画20点とポスター74点が寄せられた。計94点の作品のうち、専門審査委員による1次審査と職員アンケート調査によって15点の受賞作が最終的に選ばれた。京畿道は公正な審査のため、公開募集により大学教授、移住民団体などの審査委員12名を選定し、専門家による審査や剽窃などについての公開検証を行っている。
審査の結果、動画部門の「多様性の線、引かずにつなぎましょう」とポスター部門「ルーツは違っても私たちは友だち」がそれぞれ大賞を受賞したほか、さらに最優秀賞2点、優秀賞4点、奨励賞7点が選ばれた。京畿道は、動画大賞200万ウォン、ポスター大賞60万ウォンなど各受賞作に対して賞金合計780万ウォンを授与する予定だ。
「多様性の線、引かずにつなぎましょう」は、直接描いたイラストを活用して作成された動画で、移住民の存在と多様性に対して社会が線を引かずにつなぎ合わせれば、共に生きていく明日を築けるという意味が込められている。
ポスター部門の大賞は、河南市望月小学校3年生が受賞した。「ルーツは違っても私たちは友だち」は、外国からやって来た友だちのルーツが自分たちと異なっても、韓国で一緒に暮らしている今は、差別なく誰もが友だちだという意味を手描きの絵で表現しており、テーマを明確に伝達している点が評価された。
キム・ウォンギュ京畿道移民社会局長は、「今回の公募展が、移住労働者の権益を尊重して、地域社会の多様性を強化する重要なきかっけになってほしい」とし、「京畿道は今後も、移住労働者に対して包容的な社会を築くための努力を重ねていく」と述べた。