京畿道、5月30日に光教新庁舎の時代を開く…4月中旬より順次移転

投稿日d 2022-03-14 ヒット数 230

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○ 京畿道、4月14日から5月29日にかけて庁舎を移転。5月30日より新庁舎にて正常運営
– 迅速かつ体系的な庁舎移転により、業務休止を最小限に抑える
– 新型コロナなど長期にわたる災難状況の管理を踏まえた分散移転
– 分野別詳細計画の策定による綿密な準備で、事故防止を図る

京畿道庁が55年ぶりに水原八達山時代を終え、5月30日、水原光教新庁舎へと公式移転する。

京畿道は、4月14日から5月29日までの毎週木~日曜日、7回にわたって新庁舎移転手続きを行い、5月30日から正常運営を開始すると14日、発表した。

京畿道庁新庁舎と京畿道議会新庁舎などが開所した光教新庁舎・融合タウンは、地下4階・地上25階、延べ面積16万6,337㎡の建物で、4,708憶ウォンの事業費を投入して2017年9月に着工し、2021年11月に完工した。京畿道議会は1月より移転を始め、2月7日、正式に開庁した。

新庁舎の各部署は、業務の効率化を踏まえて配置されている。2階の災難安全状況室、5階の道知事室、25階の多目的ホールおよび屋上庭園などがあり、室・局の所属部署をなるべく同じ階に配置し、特別司法警察団の調査室と捜査資料保管室などの特殊施設は、当該管理部署の近くに設けた。新型コロナウイルスなどの感染症対策として、手洗いスペースを各階に6か所ずつ設置し、換気性能も高めた。

京畿道は、庁舎の移転が1万513CBM(5tトラック526台相当)に及ぶ膨大な物量を移動させる作業であるだけに、▲迅速かつ体系的な庁舎移転による業務休止の低減、▲新型コロナなど長期にわたる災害状況の管理を踏まえた分散移転、▲分野別詳細計画の策定による綿密な準備で事故防止を図る、などの基本方針を定めた。

詳しく見ると、業務休止を最小限に抑えるため5月29日まで7回にわたる分散移転を行い、記録物の毀損など保安事故を防止するために10万余冊の記録物を事務用品と分けて別途移転する計画だ。室・局別の詳細な移転日程を3月中に立て、4月まで備品移転に関する事前教育も実施する。

一方、ソウル・光化門所在の京畿道庁舎から、1967年に水原市八達区孝元路八達山の麓に移転した現在の京畿道庁舎は、その建築文化史的価値が認められ、2017年8月に国の登録文化財に登録された。

水原広橋の新庁舎へ移転した後、現庁舎の敷地(水原市八達区)には京畿道記録院と統合データセンターが造成され、建設本部など一部の部署と道が設立した17のセンターが入居する計画だ。八達区庁舎の規模は、全10棟・延べ面積5万4,074㎡となる。