「生理用ナプキンが必要な方に無料提供します」…京畿道、生理用ナプキンが配備された225か所の施設を公開
投稿日d 2021-12-15 ヒット数 252
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○ 京畿道内225か所、生理用ナプキンを提供する公共施設の情報を公開
– 京畿道庁ホームページにアクセスすると、生理用ナプキンが配備された機関が確認できる
– 無料の自販機もしくは施設の担当者から受け取り可能
京畿道は、突然生理用ナプキンが必要になった場合、誰でも公共施設で生理用ナプキンを無料で受け取ることができる225か所の情報を、オンライン上で公開した。
京畿道女性ビジョンセンターは、生理用ナプキンの無料自販機が設置された225か所の公共施設に関する情報を京畿道ホームページ(www.gg.go.kr/contents/contents.do?ciIdx=1358&menuId=3162)に公開したと、15日に発表した。
今回の事業は、いわゆる「靴の中敷き生理用パット」事件(ある女子生徒が靴の中敷きの上にトイレットペーパーを敷いて生理用ナプキンとして使っている事情を告白したことで注目を集めた事件)以後、2020年7月に制定された「京畿道の公共施設における女性保健衛生物品の配備および支援に関する条例」の後続措置である。
条例が制定された2020年7月より、公共施設はそれぞれの事務管理費で生理用ナプキン機器を購入・具備し、生理用ナプキンを無料で提供している。
現在、計225か所に設置されており、道庁や京畿道傘下の公共機関、直属機関、出張所、事業所など42の機関の71か所と、高陽、城南など道内14の市・郡に所在する図書館、文化・福祉施設など154か所がある。京畿道関連施設の所在地を含めると、軍浦、義王、果川を除く京畿道内28の市・郡に無料の生理用ナプキン機器が設置・運営されている。
生理用ナプキンが必要な人なら誰でも、安山常緑樹体育館、坡州積城図書館など、当該公共施設内の生理用ナプキン機器から受け取ることができる。生理用ナプキン機器は、主に各施設の女子トイレに設置されており、3つのタイプに分けられる。レバーを回して受け取る「自販機タイプ」、機器の前に置かれた専用コインを入れて受け取る「コインタイプ」、機器はなく担当者に連絡して受け取る「担当者へのリクエストタイプ」だ。各施設の住所や生理用ナプキン機器の種類、担当者の連絡先などは、京畿道ホームページから確認することができる。
京畿道は、今回の事業に参加していない17の市・郡にも参加を促し、2022年下半期には、京畿道全域に生理用ナプキン公共事業を拡大する計画だ。
京畿道女性ビジョンセンターのキム・ヘリョン所長は、「京畿道民の基本権を守るために今回の政策を推進した」とし、「不備の点を補い、道民がより手軽に利用できるように改善していきたい」と述べた。