スマートフォン一つでDMZ徒歩旅行を楽しもう…「平和ヌリ道」アプリのサービスを開始
投稿日d 2020-03-05 ヒット数 157
コンテンツ
○ 平和ヌリ道のスマートフォンアプリ「平和ヌリ道スタンプツアー」のサービスを開始
– 従来の紙版スタンプブックではなく、電子スタンプを活用した縦走認証が可能に
– ナビゲーション機能を搭載したルート案内サービスを利用し、スマートフォン一つで簡単に縦走
– 12コース完走の電子スタンプが発行されると、縦走認証書・記念品を贈呈
今年からスマートフォンのアプリを使った、「平和ヌリ道」利用者のための縦走認証とルート案内サービスが始まる。
京畿道は5日、このような機能を搭載したアプリ「平和ヌリ道スタンプツアー」を開発し、今年からサービスを始めると発表した。
「平和ヌリ道スタンプツアー」は、毎年40万人あまりが平和ヌリ道を訪れることから、訪問客がより便利に徒歩旅行を楽しめるよう、京畿道がトレッキング認証専門機関と協力して開発したアプリである。
このアプリは、平和ヌリ道の12コースについての情報はもちろん、GPSデータをベースに、利用者がどこを歩いているのかをリアルタイムで確認できる「ナビゲーション」サービスを提供する。また、ルートから外れた時に「アラム」を鳴らすことで道に迷う心配もない。
特にこのアプリは、平和ヌリ道縦走者のための「電子認証(スタンプ)」サービスがおすすめ。
今まで訪問客は、紙版スタンプブックの「平和ヌリ道パスポート」を持って平和ヌリ道を歩きながら、各コースのスタートとゴール地点に配置されているスタンプを押した後、コース別確認写真を平和ヌリ道管理者に送らないと「縦走認証」を受けられなかった。
しかし、今回のアプリはICT技術をもとに、コースの半径50m以内にいる時にのみ記録され、各コースの70%以上完走したら「電子スタンプ」が発行される仕組みで、より便利で正確に縦走認証が可能となった。
平和ヌリ道の12コース189kmの「電子スタンプ」が全て発行されると、簡単なアンケートと一緒に関連情報が平和ヌリ道管理者に伝えられる。それをもとに、縦走認証書と所定の記念品がもらえる。
12コース完走者は、発行された電子スタンプを初期化して再び平和ヌリ道を縦走することができる。再度完走に成功すると「名誉の殿堂」に自分の名前が納められる機会が与えられる。
アプリは、Google Play(Android)とApp Store(iPhone)で「平和ヌリ道スタンプツアー」を検索すると簡単にダウンロードして使うことができる。今後、問題点を収集し、持続的に改善していく計画である。さらに、音声によるルート案内や周辺観光地を紹介する機能も開発する予定だ。
2010年5月8日にオープンした「平和ヌリ道」は、金浦、坡州、高揚、漣川の4つの市・郡12コースで構成された全長189kmの韓国最北端徒歩旅行ルートである。海岸鉄柵、漢江、臨津江、歴史・文化観光地など多くの名所がある。
京畿道は今まで、文化・観光資源と連携し、訪問客の安全確保やワーキングイベントの開催など、利用活性化に向けての多様な事業を進めてきた。その結果、年間延べ40万人が平和ヌリ道を訪れており、12コース縦走者は約500人にのぼる。
詳しい内容に関しては、京畿道DMZ非武装地帯(dmz.gg.go.kr)、または、DMZお気に入りホームページ(dmz.ggtour.or.kr)を参考にするか、平和ヌリ道管理者(+82-31-956-8310)へお問い合わせできる。