2019年は京畿文化の年、「京畿道文化の日」の制定が決定

投稿日d 2018-12-11 ヒット数 323

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来年から、京畿道独自の「文化の日」が指定される。

京畿道は、6日、政府が現在運営している「文化のある日」制度を大幅に改善した「京畿道文化の日」を指定し、関連条例を制定する計画を明らかにした。

新たに制定される「京畿道文化の日」は、従来の「文化のある日」のように毎月最終週の水曜日である点は同じだが、その適用範囲を民間部門にまで拡大したという点で差別化されている。道は、公演・展示などの無料観覧および料金の割引を拡大し、多様な文化芸術プログラムを加え、道民がより身近に文化芸術を享受できる環境を提供する計画だ。

これにより、道は、まず文化の日に参加する機関を2022年までに232か所増加し、計560か所に拡大運営する計画だ。公立文芸会館の場合、現在より38か所が増加した70か所を参加させて料金の割引を適用する。また、博物館・美術館は現在の55か所から100か所へ増やし、展示を無料で観覧できる機会をより多く提供するという計画だ。

また、公立キャンプ場46か所とテンプルステイを運営しているお寺10か所を新たに参加機関に含ませ、「京畿道文化の日」の利用料割引を適用することで、新鮮な文化体験を希望する道民がより身近に楽しめる機会を提供する計画だ。

道は、民間機関の参加を引き出すため、企画公演の開発および制作支援、博物館・美術館の支援事業に申請する際、その参加機関に対して加点を付与するなどのインセンティブを提供する方策を検討している。

また、「京畿道文化の日」がただの制度に留まらず、道民がその特典を直接体感できるよう、道の直接事業も同時に推進する。
▲道立芸術団の企画公演・巡回公演時に京畿道民を対象に観覧料の割引を提供、▲地域の平凡な日常空間を祭りの場へと変える「訪問型公演」の実施拡大、▲京畿道の多様性映画の特別上映、▲インディーバンドの企画公演など、文化関連プログラムを「京畿道文化の日」と連携して運営するとのことだ。

道は、来年3月まで、「京畿道文化の日」の運営や観覧料割引などの制度的な土台作りのために必要な条例の制定も一緒に推進する予定だ。