「遊ぼう in DMZ」 6月からのキャンプ・グリーブスは、公演・芸術のパラダイス!

投稿日d 2018-06-15 ヒット数 493

コンテンツ

camp-greaves-becomes-a-performing-arts-paradise
 
6月から、DMZ一帯にある民間人出入統制区域内で唯一の米軍返還供与地「キャンプ・グリーブス」は公演・芸術のパラダイスに生まれ変わる。

京畿道(DMZ政策担当官)と京畿観光公社(社長:李善明(イ・ソンミョン))は、今年6月から10月までの5か月間、坡州キャンプ・グリーブスで「キャンプ・グリーブスDMZ平和停留所ストリートパフォーマンスプロジェクト」を開催すると31日に明かした。

このプロジェクトは、「キャンプ・グリーブス」をDMZの意味と価値が込められた文化芸術空間に作り上げる「DMZ平和停留所事業」の一環として、今年6月2日から10月28日まで毎週週末(土・日曜日)に開かれる予定だ。

プロジェクト期間中は、ボウリング場、米軍幕舎、野外緑地などキャンプ・グリーブス内の至る所でフュージョン国楽、マジック、ストリートダンス、ストリート劇、バスキング、パフォーマンス、視覚芸術作品の展示など多彩なジャンルの文化・芸術プログラムが繰り広げられる計画だ。

初公演は6月2日(土曜日)午前11時20分に開演され、この日はフュージョン国楽グループ「アイン」の公演と演劇チーム「ペナン・ソク・サラムドゥル(リュックの中の人々)」のストリート劇「変身」などが観覧客を迎える予定だ。
この時、「アイン」は大笒、伽倻琴、電子バイオリンなどを活用し、パンソリなどの国楽を現代的感性に基づいて再解釈した公演を、また「ペナン・ソク・サラムドゥル」はフランツ・カフカの原作をベースに大衆の視点から再構成した演劇「変身」を披露する。

観覧客の利便性を図り、プロジェクト期間(6月2日~10月28日)の毎週末(土・日曜日)は臨津閣の平和ヌリとキャンプ・グリーブスを連結するシャトルバスが無料で運営される。
シャトルバスは、午前10時、午後1時、午後4時など一日3回ずつ運行される予定で、乗車30分前から平和ヌリ野外公演場ステージ裏で受け付けが行われる。
特に、シャトルバスを利用してキャンプ・グリーブスを訪れると、専門担当案内解説士によるキャンプ・グリーブス内の歴史・文化ガイドツアーに参加できる。

「キャンプ・グリーブス」は、1953年から2004年まで米軍が駐屯していた民間人出入統制区域内で唯一の米軍返還地で、DMZからわずか2kmの距離に位置し、米軍の痕跡と分断の現実を生々しく感じられる空間だ。

プロジェクトの詳細についてはキャンプ・グリーブスのホームページ(dmzcamp131.or.kr)で確認でき、お問い合わせは京畿道観光公社(031-953-6987)にて受け付けている。