京畿道が開発した新品種米、海外市場に進出

投稿日d 2017-07-25 ヒット数 374

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京畿道が開発した新品種米、海外市場に進出

京畿道農業技術院が開発した新品種米「チャムドリーム(Chamdream)」と「マッドリーム(Matdream)」が、東南アジアや米国など海外輸出市場の開拓に踏み入る。京畿道が開発した新品種米の海外現地販促は、今回がはじめてである。
7月18日から25日まではベトナムとシンガポール、8月23日から29日までは米国で新技術・新品種農食品における輸出販路開拓団が運営される。
今回の販路開拓団には、平沢・金浦地域の新品種米輸出栽培団地と京畿道内の米加工食品生産企業7社が参加する。3カ国の約100人以上の海外バイヤーとの輸出相談が実施され、シンガポールと米国LAでは販促展も開催される予定である。
今回、輸出が推進されるチャムドリームとマッドリーム品種は、京畿道農業技術院が10年以上の研究を通して育種した京畿道初の固有新品種米だ。道内の栽培環境に適しているため味が良く、日本産品種の代替にとどまらず、高まる消費者の味覚を満足させられる高品質の米である。
この新品種米は、現在、道内の全体栽培面積6.7%に及ぶ5,100haで栽培されている。京畿道の栽培環境に適した品種で、味が優れているため農業人に好評を得ており、今後、栽培面積は拡大を続ける見通しである。