京畿道は韓国-ベトナム修交25周年を迎え、自治体としては初めてベトナムで大規模の官民合同観光広報ロードショーを開催する。
京畿道は、京畿観光公社、市・郡、観光業界と合同で36名の観光広報使節団を構成し、韓国観光公社ハノイ支社と共同で、5月28日から6月2日まで、ベトナムの首都ハノイとホーチミンを順に訪問する。
ベトナムは、2016年、前年に比べて54.5%の成長を記録し、訪韓外来客成長率2位を占めるなど、観光客誘致において高い潜在性を持つ国だ。京畿道は、中国人訪韓客の減少に従い、海外の新しい地域の開拓と市場の多角化を図り、今回のベトナムロードショーを企画したと説明した。
京畿道観光広報使節団は、訪問期間中に現地の旅行会社と「B2B商談会」、「友好交流の夜」イベントなどを開催して協力関係を築き、京畿道のドラマロケ地、テーマパーク、スキー場、宿泊施設、DIY体験など、ベトナム観光客に人気の観光資源を広報する予定である。
まず、5月30日と6月1日には、ベトナム最大の都市であるハノイとホーチミンで現地の代表的な旅行会社と「B2B商談会」を実施し、現地の旅行業界、航空会社、メディア関係者約90名を招待して「友好交流の夜」を開催する。
各地域で開催される「友好交流の夜」では、現地の旅行業界、メディア、航空会社と参加者間のネットワーキングを実施し、韓国-ベトナム修交25周年を迎え、京畿道のベトナムに対する友好歓迎のメッセージを込めたノンバーバル(非言語)公演を繰り広げる予定である。
特に、6月1日「京畿道-ホーチミン友好交流の夜」では、ベトナムの有名芸能人「フイカン(HuyKhan)」家族を招待して京畿道観光広報大使に委嘱する。

フイカンの家族とは、去る5月に京畿道の主な観光地でベトナム版「オー！マイベイビー」の韓国特集を撮影した縁がある。撮影されたフイカン家族の映像は、6月4日ベトナムホーチミン最大の地上波チャンネルであるHTV2とハノイVTVCA1で放送される予定だ。