京畿道 夜間も利用可能な小児科病院を2→4箇所に拡大

投稿日d 2017-01-12 ヒット数 269

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○ 京畿道、2017年月光こども病院として4箇所を選定

– 平沢ソンセアイドゥル病院、龍仁江南病院、始興セントラル病院、高陽一山ウリドゥル小児青少年科医院

○ 平日夜間、週末・祝日も利用可能

 

京畿道 夜間も利用可能な小児科病院を2→4箇所に拡大

夜間や休日も利用できる小児科病院が、京畿道内の平沢と龍仁の2箇所から平沢・龍仁・始興・高陽の4箇所に増える。

京畿道は、平沢ソンセアイドゥル病院、龍仁江南病院、始興セントラル病院、高陽一山ウリドゥル小児青少年科医院の4つの病院を月光(タルピッ)こども病院に選定したと3日に明かした。道は、昨年10月に予め新規月光こども病院を公開募集し、先に述べた4つの病院が申請した。

月光こども病院とは、保健福祉部と京畿道が2014年から推進してきた事業で、平日夜間と週末・祝日にも利用できる小児青少年科病院・医院のことである。これまで京畿道では、平沢ソンセアイドゥル病院、龍仁江南病院の2箇所が月光こども病院として運営されてきた。

この病院は、夜間と休日にも診療を行っている病院がなく、救急室を転々としたり、やむを得ず救急室を利用することによって負担する診療費や長い待ち時間など、小児患者の保護者が感じる不便を減らすために設けられた。

実際に2015年度に平沢ソンセアイドゥル病院の診療実績178,873件を見ると、平日夜間34,308件、週末・祝日62,851件で、全体診療実績の54%に達することが分かる。龍仁江南病院も平日夜間と週末・祝日の診療実績が全体診療実績の約半分の48%を占めていた。

利用実績が増加するに従って、月光こども病院の拡大を求める声が高まり、京畿道と保健福祉部は隣接する病院が順番に診療を行う連合運営や、一部の曜日のみ運営する曜日制運営などの参加モデルを多様化させ、小児科診療が可能な全ての病院が参加できるよう参加条件を緩和させた。

4つの病院の診療時間は、▲平沢ソンセアイドゥル病院は平日18時~23時、土曜日9時~23時、日曜日9時~18時、▲龍仁江南病院は平日18時~24時、週末9時~24時、▲高陽一山ウリドゥル小児青少年科医院は平日18時~23時、土曜日8時~18時、日曜日9時~18時だ。曜日制運営をする▲始興セントラル病院は月・水・金曜日は18時~24時、土曜日は9時~24時に診療を行う。

京畿道地域外の月光こども病院リストと営業時間は、保健福祉部、各市・道、応急医療情報センター (www.e-gen.or.kr)のウェブサイトやスマートフォンアプリで確認できる。