太平二年銘磨崖薬師仏坐像 (宝物第981号)

投稿日d 2015-08-20 ヒット数 398

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1. 紹介

高さが93cmで大きい方ではないが三角形の岩に彫刻された磨崖仏として彫刻技術が精巧で仏身の比例も立派である。左手に藥盒を持っているので仏像の名前が薬師仏である。 仏像の左側には“太平二年丁丑七月二十九日古石仏在如賜乙重修為今上皇帝万歳願 ) ”と銘文が陰刻されている。これは“太平2年 ( 977 ) 丁丑7月29日に昔の石仏があったのを重理するから今の皇帝の万歳を祈ります”という意味である。隣にはやや小い瀧 ( 客山瀧 ) と薬水の出る所がある。

2. 位置

河南市校山洞39番地

http://www.ihanam.net/contents/jp/Culture/National.jsp