民統線観光を自由に…‘ドクゲ橋スカイウォーク’12月オープン
投稿日d 2016-11-14 ヒット数 260
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臨津閣観光地内の‘明日の汽笛の音’11月3日に竣工
京畿道は、別の出入り手続きなしに民統線内の臨津江の景観を自由に眺めることができる観光施設のドクゲ橋スカイウォーク‘明日の汽笛の音’が来る12月にオープンすると、11月7日に明らかにした。ⓒ京畿Gニュース
京畿道は、別の出入り手続きなしに民統線内の臨津江の景観を自由に眺めることができる観光施設のドクゲ橋スカイウォーク」明日の汽笛の音」が来る12月にオープンすると、11月7日に明らかにした。
‘明日の汽笛の音’は、韓国の分断の歴史的シンボルであるドクゲ橋を長さ105m、幅5mの規模で復元、年間600万人以上が訪れる臨津閣観光地の観光•アトラクションを拡充するために造成された施設である。
今回‘明日の汽笛の音’で再誕生した‘ドクゲ橋’は、本来、坡州市汶山邑のウンチョン里とジャンダン面のノサン里を結ぶ京義線上り線の鉄道路線で、6•25戦争当時、爆撃で破壊された。
以後、1953年の休戦協定の調印により一部を臨時に復旧して国軍捕虜1万2733人が自由を求めて帰還したし、98年の統一大橋の開通まで民統線以北と板門店をつなぐ唯一の通路であったという点で、これまで韓国分断史の悲劇と痛みの象徴として国民の心の中に位置づけられてきた。
道は、このような象徴性を活用し、臨津閣観光地を訪れる人々に分断の痛みを治癒し、未来の統一韓国を念願することができる空間を造るために、この事業を推進することになった。
これまで道は、過去2014年から桟橋の安全診断と河川占用許可などの行政手続きを履行するために、中央政府などの関連機関との持続的な協議を進めてきており、ついに今年5月に着工し、11月3日の竣工に至った。事業費として国費10億ウォン、道費10億ウォンなど、計20億ウォンが投入された。
‘明日の汽笛の音’は、既存の残っていた5つの橋脚を活用して、戦争前の当時鉄橋の形を再現したのが特徴である。観覧客は‘過去’、‘現在’、‘未来’などの区間で構成された橋を徒歩で直接歩いてみながら、6•25戦争の傷跡が残っている歴史的な現場を自ら体験してみることができる。
‘過去’の区間は、京義線の蒸気機関車の客車形で飾られ、まるで20世紀初頭の京義線列車を直接乗ってみる気持ちを感じることができるし、戦争前の当時京義線の写真資料も見ることができる。‘現在’の区間には、京義線鉄道のレールと枕木を再現しており、床に敷かれた‘マジックグラス’を通じて臨津江の自然の水溜りはもちろん、戦争当時の橋脚の銃弾跡などを直接目で確認することが可能である。
‘未来’の区間は、1階と2階に区分して造られた。1階は半開放型の展望空間で構成、裾部分の強化ガラスを通じて、橋の下部と臨津江を眺めることができる。2階は休憩施設を設置し、ずっと開けたところに座って臨津江の生態環境を全体的に眺めることができる。何よりもこの区間は、将来的に統一されると、鉄道がつながる可能性があることを暗示する鉄路を延長しており、統一を念願する空間としての意味を込めた。
特に、‘明日の汽笛の音’は、民統線内の歴史•自然景色を国防部の別途の出入り許可の手続きと人員制限なしに、自由に楽しむことができる唯一の観光施設ということは注目に値する。
道はこのため、現在、管轄軍部隊と‘軍巡察路の補強工事’及び‘道-郡運営協議’などを推進しており、12月にすべての手続きが完了したら、本格的に開場して運営に入る計画である。
バク・ジョンラン、京畿道均衡発展企画室長は、“明日の汽笛の音は、DMZ一帯の歴史、文化、生態環境などの価値を融合した複合型観光コンテンツ”とし、“これから、京畿北部観光の活性化に寄与することはもちろん、統一を念願する代表的な名所として定着することができるものと期待している”と述べた。
キム・ジンギョン jinkyoungkim@kg21.net
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