DMZドキュメンタリー映画祭の出品作、8年ぶりに1千本突破

投稿日d 2016-06-28 ヒット数 287

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合計105カ国の1132本の出品…2009年の発足以来、歴代最高記録

◇ DMZ国際ドキュメンタリー映画祭(組織委員長ナム・ギョンピル、執行委員長チョ・ジェヒョン)のコンペティション部門の出品作が、映画祭のスタートから8年ぶりに初めて1千本を突破した。昨年開催された‘第7回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭’の開幕式の様子。 ⓒ京畿Gニュース

DMZ国際ドキュメンタリー映画祭(組織委員長ナム・ギョンピル、執行委員長チョ・ジェヒョン)の競争部門の出品作が、映画祭のスタートから8年ぶりに初めて1千本を突破した。

京畿道と(社)DMZ国際ドキュメンタリー映画祭の組織委員会によると、1月15日から5月31日までに行われた第8回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭の競争部門に、合計105カ国の1132本の作品が出品された。

DMZ国際ドキュメンタリー映画祭は、国際競争部門とアジア競争部門に分かれて進行されるが、国際競争部門には、102カ国の960本(長編571本、短編389本)、アジア競争部門には、37カ国の172本(長編88本、 短編84本)の作品が応募した。

2009年に始まったDMZ国際ドキュメンタリー映画祭は、最初の年の125本を皮切りに、2012年から2014年まで約600本の作品が出品されており、昨年には849本の作品が参加した。

特に今年は、歴代最大規模の1132本が参加しただけに、出品地域もヨーロッパ35%、アジア34%、アフリカ16%、南米12%、北米2%、その他1%で、国際映画祭の位相にふさわしく均等に分布された。

DMZ国際ドキュメンタリー映画祭の関係者は、“平和と疎通、生命の価値を重視するDMZ国際ドキュメンタリー映画祭の性格が、全世界のドキュメンタリー制作者に知られているため、戦争、難民、環境などの様々なテーマと素材を扱ったドキュメンタリーの出品が年々増えている。”として、“これに加えて、アジア最大規模の制作支援もドキュメンタリー映画製作者たちには魅力として作用しているものとみられる。”と、出品作の増加の背景を説明した。

DMZ国際ドキュメンタリー映画祭は、韓国とアジアのドキュメンタリープロジェクトを対象に、長編ドキュメンタリープロジェクト、DMZプロジェクト、新進作家の制作支援など、計3億5千万ウォンの製作費を支援している。

出品された作品は、映画祭の予備審査を経て、合計20本が映画祭の上映作に決定される予定である。予備審査を経た映画祭の上映作は、8月中に発表されるし、本選の審査委員たちが映画祭の期間中に最終受賞作を選定することになる。

一方、国際競争およびアジア競争部門とは別に、韓国競争および青少年競争部門の出品の受付は、6月20日まで続けられる。

韓国競争部門は、韓国国籍の監督が製作したか、韓国で制作された長•短編のドキュメンタリー作品、青少年競争部門は、韓国国籍の中・高生もしくは同等の年齢の青少年が製作した40分未満のドキュメンタリーを対象とする。詳細については、DMZ国際ドキュメンタリー映画祭のウェブサイト(www.dmzdocs.com)で確認可能である。

第8回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭は、9月22日から29日まで、京畿道高陽市と坡州市一帯で開かれる。

◇ ‘第8回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭’は、来る9月22日から29日まで、京畿道高陽市と坡州市一帯で開かれる。ⓒ京畿Gニュース

ⓒ京畿Gニュース|イ・ジュンギュンeyekle@hanmail.net

  

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