太平洋の島国の公務員が京畿道を訪れたわけは

投稿日d 2015-11-26 ヒット数 536

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先進水産資源管理のベンチマークのため…コイカの招待で実現

◇フィジー、ソロモン諸島、サモア、トンガなどの4カ国7人の太平洋島嶼国訪問団が11月11日午前、京畿道海洋水産資源研究所を訪問し、魚類養殖、飼育施設、魚類疾病および対策のための疾病管理院と、学習観覧施設である生態学習館などを見学した。 ⓒ京畿Gニュース

太平洋島嶼国の海洋水産部の公務員たちが先進水産資源管理のベンチマークのために、京畿道海洋水産資源研究所を訪れた。

京畿道は、11月11日午前、フィジー、ソロモン諸島、サモア、トンガなど4カ国7人の太平洋島嶼国訪問団が京畿道海洋水産資源研究所を訪問し、魚類養殖、飼育施設、魚類疾病および対策のための疾病管理院と、学習観覧施設である生態学習館などを見学したと明らかにした。

今回の訪問は、KOICA主管(現代経済研究院の人材開発院の水産資源の専門家養成課程)で行われたもので、訪問団は、去る10月25日から11月14日までの20日間、韓国の水産技術をベンチマークする予定である。

訪問団は、道の海洋水産資源研究所が保有している韓国内水面の水産資源に対する人工種苗の生産技術と管理技術に深い関心を見せた。

フィジー水産山林部の職員のサイモネ・タウボリ(Saimone Tauvoli)は、“太平洋島嶼国の国々は、豊富な海面水産資源を持っており、熱帯観賞魚の飼育技術を確保している。しかし、将来の食糧および蛋白質の供給源になる養殖産業のレベルはまだ足りないのが実情である。”と、訪問の背景を明らかにした。

キム・ドンス京畿道海洋水産資源研究所長は、“京畿道の先進水産技術に深い関心を持った太平洋島嶼国の希望に応じて、KOICAのサポートにより、彼らが訪韓したのである。”とし、“持続的に京畿道の水産技術を海外に紹介し、世界各国との国際交流を強化する計画である。”と述べた。

これまで、ルワンダ(2012年)、日本(2013年)、マレーシア(2014年)の公務員などが研究所を訪問し、チョウザメの養殖技術、内水面養殖技術などをベンチマークしてきた。

一方、太平洋島嶼国は、ハワイの下、インドネシア、オーストラリアの東にある22カ国を指す。

ⓒ京畿Gニュース|キム・ジンギョンjinkyoungkim@kg21.net

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