金知事、米企業から1千万ドルの投資を誘致

投稿日d 2015-05-11 ヒット数 2225

コンテンツ

9月27日、キャボット・マイクロエレクトロニクス社とMOUを締結梧城産業団地に製造及び研究拠点を設置・・・国内半導体産業の発展を期待 

– 金文洙京畿道知事を団長にして投資誘致のためにアメリカを訪問中の京畿道代表団は9月27日(現地時間)、米国イリノイ州のオーロラにあるキャボット・マイクロエレクトロニクス社と、1千万ドル規模の半導体CMP工程用研磨剤の製造拠点および研究施設の京畿道内設立に対する投資協約(MOU)を締結した。写真は金知事が去年9月10日、ロスのオックスフォードホテルで京畿道の投資環境について説明をしている様子© Gニュースプラス 

金文洙京畿道知事を団長にして投資誘致のために米国を訪問中の京畿道代表団が1千万ドルにのぼる大物を釣りあげた。 

代表団は9月27日(現地時間)、米国イリノイ州のオーロラに所在するキャボット・マイクロエレクトロニクス(Cabot Microelectronics、代表:ウィリアム・ノグロー) 社を訪問し、半導体CMP工程用研磨剤の製造拠点および研究施設の京畿道内設立に対する投資協約(MOU)を締結した。 

今回の投資は京畿道とKOTRAのシカゴ貿易館が、今年の3月からキャボット・マイクロエレクトロニクス社を訪問して、京畿道の立地の優秀性とインセンティブを持続的に広報するなど、緊密な協力を重ねて成功したもので、当社は現在 CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程用無機化合物の供給では世界トップシェアを誇る企業である。 

キャボット・マイクロエレクトロニクス社は、最近半導体デバイスの高集積化に伴って使用が拡散されているセリア研磨剤の分野に強みをもっている。化学会社であるキャボットの事業部から独立して2000年に設立した企業。現在社員の約25%が開発人力であり、新しい商品開発のための研究開発に持続的な投資をしている。 

– この日の協約に基づいてキャボット・マイクロエレクトロニクス社は、平澤の梧城産業団地の中に2,000坪規模で、半導体CMPスラリー(半導体円板研磨剤)およびパッドの製造施設と無機化合物の研究施設を設立することになる。© Gニュースプラス 

この日の協約に基づいてキャボット・マイクロエレクトロニクス社は平澤の梧城産業団地の中に2,000坪規模で、半導体CMPスラリー(半導体円板研磨剤)およびパッドの製造施設と無機化合物の研究施設を設立することになる。 

半導体CMP工程用の素材マーケットは、世界IT産業の発展に伴って1994年から急成長している分野であり、キャボット・マイクロエレクトロニクス社は今回の投資で、韓国内の顧客会社である三星電子およびハイニックス半導体の生産工程に必要な新素材半導体用の無機化合物を安定的に供給することのできる製造拠点を確保するようになる。 

特に、相互開発協力を通じて、国内の顧客社に最適のCMP用無機化合物の供給ができるようになり、生産工程の微細化と多層化で困っている国内のナノ級半導体製品の歩留まりと信頼性の向上に貢献するものと期待される。 

この日の調印式に参加した金文洙京畿道知事は、“キャボット・マイクロエレクトロニクス社の先進技術と経験を韓国の工場に定着させ、国内半導体産業および素材産業の発展に貢献していただきたい”としながら京畿道の持続的な行政支援を約束した。 

一方、金知事はこの日、バージニア州のフェアファックスで、京畿道の姉妹提携地域であるバージニア州のロバート・マクドネル(Robert F. McDonnell)州知事に会い、京畿道とバージニア州との企業に親しい企業環境政策の情報交換など、企業協力、共同研究開発および協力、港湾物流分野の協力など交流・協力の活性化方案について話し合った。 

-Gニュースプラス | ジョンスンド copylie@kg21.net 

– オリジナル記事 : http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201009271444107055C048&s_code=C048