共存協力•予算連立の足がかり…ナム知事、市長•郡守と1泊2日間の討論会

投稿日d 2015-04-17 ヒット数 507

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道、3〜4日‘市•郡と一緒にする共存協力討論会」の開催

「共存協力」の5つのグループ、共同火葬場などの葛藤解決の模索

「予算連立」の2つのグループ、道•市郡間の財政制度の改善討議

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◇ 3日、安山のエキスパート研修院で1泊2日の日程で行われた‘市•郡と一緒にする1泊2日間の共存協力討論会’で、ナム·ギョンピル京畿道知事とガン・ドゥクグ道議会議長、市長•郡守などが記念撮影をしている。 ⓒ京畿Gニュースユジェフン

京畿道が道内の31ヶ所の市•郡と予算連立を本格化し、広域の葛藤案件を解いていくための足がかりをおいた。

道は3日、安山市大阜島所在のエキスパート研修院で、‘市•郡と一緒にする1泊2日間の共存協力討論会’を開催した。

今回の討論会は、ナム·ギョンピル京畿道知事をはじめとする道庁の幹部公務員、道議会のガン・ドゥクグ議長と常任委員長、道-道議会の財政戦略会議の参加道議員、市長•郡守などの約80人余りが参加した。

二日にかけて行われた今回の討論会の1日目で道は、‘市•郡間の紛争解決のための京畿道対策’、‘京畿道の財政運用の方向’、‘京畿道のエネルギー政策の方向’を発表した。続いて市•郡間の対立案件について討議する‘共存協力分野’の5つのグループと、道と市•郡間の財政制度の改善案などを討議する‘予算連立分野’の2つのグループに分かれ、それぞれのグループごとの討論を行った。

ナム·ギョンピル知事は、“道民の選択を受けた市長•郡守、道議会の指導者など、京畿道の指導者たちがすべて集まった。今日の席は、国民の税金をどれだけうまく組んで議会の監視を受けてどのようによく使うのか議論する場である。また、政治の本質は、葛藤をどのようにうまく解決するかにある。京畿道の広域葛藤について膝を突き合わせて賢明に解決していく場でもある。”と明らかにした。

続いて“京畿道は、連立を始めており、今回の討論会のような初の試みをしている。京畿道の試みは、大韓民国全体に広がると思う。ドイツは州知事たちが1年に1回会議を開き、中央の一方の決定ではなく、地方の分権を協議を通じて実現している。心を開いて国民から受けた権限をお互いに譲歩し、共存の道を開いていこう。”と強調した。

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◇ ナム知事は、“京畿道は、連立を始めており、今回の討論会のような初の試みをしている。京畿道の試みは、大韓民国全体に広がると思う。心を開いて国民から受けた権限をお互いに譲歩し、共存の道を開いていこう。”と強調した。

ⓒ京畿Gニュース、ユ・ジェフン

ガン・ドゥクグ道議会議長は、“京畿道の連立は、疎通と共存を通じて道民に実質的な助けと希望を与える時代精神である。連立が政略的であるという道議会の一部見方もあったが、予算権と人事権を下ろしたナム知事の真正性に今は共感している。大韓民国では初めて道と議会、市•郡が参加する共存討論会を介して、京畿道の未来のビジョンを模索する時間になることを期待する。”と述べた。

ヨム・テヨウン水原市長(市長郡守協議会長)は、“政派の有利·不利にかかわらず京畿道の共存と道民の幸せのために、みんなが努力しなければならないし、続けなければならない。今日、歴史的な契機が設けられた。道と市•郡が悩んで協力して、京畿道の真の協力政治を遂げていくことができるように努力しよう。”と述べた。

この日、ファン・ソンテ道企画調整室長は、京畿道財政の構造的特性と財政の見通しと道の予算革新計画について説明した。道議会と市•郡•道民が一緒に予算を組んで、予算編成の時期を従来の8月から4月に前倒しする一方、成果を分析し、類似•重複•非効率事業を縮小するという内容が主な骨子である。

特に、京畿道連立実行委員会の傘下機構である財政戦略会議を介して綿密な調整と意見を求めると強調した。

続いた‘共存協力分野’の討論会では、▲華城共同火葬場▲上水源保護区域の解除▲水原〜龍仁間境界区域の調整▲龍仁自転車道▲東豆川の悪臭解消および広域廃棄物処理施設の拡充などの5つの対立案件について、当該紛争地域である15ヶ所の市•郡が参加した中、分野別の解決策を模索した。

華城共同火葬場と関連して、チェ・インソク華城市長は、“葛藤の原因の本質は何であり、どこにあるかについて率直に話をしなければならないし、責任を負うことがあれば、責任を負うべきである。この席で、すべてのことを話すことができなければならない。”と明らかにした。イ·ジェジュン水原市副市長は、“火葬場の葛藤は、単純な事案ではない。事業の推進には、制度的な問題もあるが、感情的な問題もある。”と述べた。

華城共同火葬場は、華城メソン面スクゴク1里山12の5一帯の36万4000㎡の敷地に、延べ建築面積1万3858㎡規模で1212億ウォンの予算をかけて建設する共同型の総合葬儀施設である。この事業には、華城•富川•安山•光明•始興などの5つの自治体が参加する。

しかし、華城共同火葬場から2~3㎞離れたホメシル洞などの西水原地域の住民たちが火葬場の建設に伴う深刻な住宅環境の悪化をあげて、火葬場の建設に反対しているため、地域間の葛藤が大きくなっている。

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◇ 「共存協力分野」の5つのグループと「予算連立分野」の2つのグループに分かれて、グループ別の討論が行われている。 ⓒ京畿Gニュース、ユ・ジェフン

「予算連立分野」では、16ヶ所の市•郡が参加し、▲中央-地方間の財政制度の改善▲道-市•郡間の財政制度の改善などの2つの案件についての議論を行った。予算連立の討論には道議員たちが参加した。

ナム知事とガン・ドゥクグ道議会議長は、討論のテーマごとのディスカッショングループを巡回して討論に参加した。

今回の討論会は、道と市•郡、道と議会間の持続的なコミュニケーションと協力体制を構築し、京畿道と市•郡地域間の懸案を賢明に解決し、予算連立を通じた予算の効率を高めようという趣旨で、1月21日、市長郡守の新年会を兼ねた市長郡守懇談会で、ナム知事が提案して実現した。

ナム知事は当時、“4月から京畿道と市•郡間の予算連立を始める”とし“道知事と31人の市長•郡守、担当者たちが合宿しながら政策と予算について議論して解決策を探してみよう。”と提案したことがある。

討論会の2日目には、ナム知事が31ヶ所の市長•郡守の建議事項を聴取し、検討結果について直接回答する。続いて、前日議論された市•郡間の対立案件に対する協議•調整の結果と予算議論の結果も発表する。

ⓒ 京畿Gニュース|チョン・ギョンナムckn0403@kg21.net

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