ナム知事、ギリシャで1千万ドルの投資誘致に成功

投稿日d 2015-03-13 ヒット数 362

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[道知事の欧州訪問②]京畿道、コスモス社との合弁投資協約

コスモス•現代ヨット、現代アンドコスモスヨッティング設立…110億ウォンの投資

 

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◇ 2日午後(現地時間)、ギリシャのアテネの‘ディバニ・カラベル’ホテルで、ナム·ギョンピル京畿道知事とジョダニス・ヘジベログローコスモスヨッティング代表、現代ヨットのド・スンギ代表、イ・ファスン華城市副市長などが、京畿道とコスモスヨット社間の合弁投資協約を締結した後、記念撮影をしている。 ⓒ京畿道庁

ナム·ギョンピル京畿道知事が、ギリシャで1千万ドル規模の投資誘致に成功した。

ナム·ギョンピル知事は、2日午後8時(現地時間)、ギリシャのアテネのディバニ・カラベル(Divani Caravel)ホテルで、京畿道とギリシャのコスモスヨット社間の合弁投資協約を締結した。

この日の席には、ナム知事をはじめ、ジョダニス・ヘジベログロー(Jordanis Hatziveroglou)コスモスヨッティング代表、ニコラス・モイジディス(Nikolaos Moysidis)取締役、ド・スンギ現代ヨット代表、イ・ファスン華城市副市長などが出席した。

今回の協約により、コスモス社は、現代ヨットに韓貨110億ウォン(1000万ドル)を投資することになる。現代ヨットは、華城市にある全曲海洋産業団地内に1万3075㎡(3900坪)規模のヨット基地を設立し、年間最大500億ウォン、100台規模の高級ヨットを製造、コスモス社に賃貸事業用のヨットを納品する予定である。 

道は、今回の投資が国内の高級ヨットの需要を増加させる一方、国内ヨット産業のアジア市場進出の足場を用意していくと期待した。 

また、約1万個の部品で構成されたヨットの特性上、長期的には全曲海洋産業団地内にヨット用部品を扱う部品企業クラスターも可能であると展望した。

コスモスヨット社は、1987年にアテネで設立されたヨット専門企業で、欧州20カ国でヨット事業を運営している。イギリスとドイツ、スウェーデンにも現地法人を置いたコスモス社は、ヨット製造、販売だけでなく、ヨットレンタルおよびマリーナ港の運営などに、事業範囲を拡大している。

現代ヨット社は、1975年、現代精工のヨット事業部門で始め、2008年に法人を設立した40年の歴史を持つ企業である。国内最大規模のヨット•ボートメーカーであり、特に中級以上のヨットの製造技術に優れている。2012年には韓国初の100ft級の高級ヨットタイプの京畿道行政船である「京畿海号」を制作した経験もある。

 

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◇ 2日午前、ナム·ギョンピル京畿道知事がアテネでラファジャニズ・ギリシャ生産再建•環境•エネルギー相と面談した後、記念撮影をしている。 ⓒ京畿道庁

投資協約に先立ちナム·ギョンピル知事は、この日の午前10時、アテネ政府庁舎でパナギオティス・ラファジャニズ(Panagiotis Lafazanis)ギリシャ生産再建•環境•エネルギー相と会って、ギリシャの財政危機状況と解決法、両国の友好協力方案などについて論議した。

生産再建•環境•エネルギー省は、産業と環境、エネルギー関連政策の策定と執行を担当した政府省庁で、ラファジャニズ長官は、ギリシャのシリザ政権のナンバー・ツーとして知られている。

ラファジャニズ長官は、この日、ギリシャのユーロ圏脱退の可能性を問うナム·ギョンピル知事の質問に「ギリシャ政府は、ユーロ圏脱退を望んでいない。」とし、「ユーロ圏の中で実質的にどうすれば問題を解決できるかを悩んでいる。」と述べた。

この席では、韓国•ギリシャ両国の友好協力方案に対する意見も交わされた。

ナム知事は、「ギリシャが最近、公企業の民営化を推進中であるが、韓国企業を参加させると、韓国のギリシャへの関心が高まって両国の交流が増加するだろう。」とし、「(韓国戦争への参戦により)今日の韓国があるように助けてくれたギリシャが危機に陥っている。今は、私たちがギリシャを助ける時だと思う。」と提案した。

これに対し、ラファジャニズ長官は、「韓国とギリシャは血盟であるともに、友好国であり、今後もそうだろう。」と答えた。

続いてナム知事は、ラファジャニズ長官を韓国に招待したいと言いながら、もう一度韓国と韓国企業が支援を与える機会があったらいいという意を伝えた。

 

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◇ ナム·ギョンピル知事が2日、ギリシャのパパゴス市にある韓国戦参戦碑を訪れ、献花した後、参加者たちと歓談を交わしている。 ⓒ京畿道庁

この他にもナム知事は、この日の午前9時、ギリシャのパパゴス市の韓国戦参戦碑に献花した。韓国戦参戦碑は、韓国戦に参加して戦死した186人のギリシャの兵士たちを追悼する碑で、大韓民国とギリシャ両国政府が2003年に建立した。

献花には、韓国戦争参戦勇士であるアレックコ・ジャン翁とクリシャ・パリシ(Chrysa Parisi)パパゴス市副市長が一緒にした。

ナム知事は、参戦碑へ献花した後、「韓国戦以来、大韓民国は自由を得たし、今著しい成長をしている」とし、「韓国は、韓国の自由に助けをくれたギリシャの兵士たちの犠牲に深く感謝しており、アテネの公式日程の最初の日程として参戦碑への献花をするようになった。」と述べた。

一方、ナム知事は、ギリシャ訪問初日の1日、アテネ最高のマリーナであるフィリスボスマリーナ(Flisvos Marina)とイラクリオン市のヨットマリーナ(Yachts Marina)などを訪問し、ギリシャの先進海洋産業の運用モデルをベンチマーキングした。

フィリスボスマリーナは、ヨット及びメガヨットのための高品格の設備とサービスを提供するために設立されたもので、周辺に商業地域がよく造成されたというメリットがある。

ナム知事は、「全曲マリーナが現在は小規模であるが、中国と韓国国民の需要が増加しており、見通しが非常に明るい」とし、今回のベンチマークの経験を活かして、道が推進している京畿湾のマリーナ開発事業に融合させるつもりであると明らかにした。

京畿道は、現在の華城市と安山市に4ヶ所のマリーナ港の建設を推進している。

ⓒ京畿Gニュース|キム·ジンギョンjinkyoungkim@kg21.net

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