南景弼知事、ロシア極東地域の7州に経済協力を提案

投稿日d 2014-12-22 ヒット数 279

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○ 9日韓露経済フォーラムでテーマ発表
○ 沿海州、ハバロフスク州など、ロシア極東地域の代表者と協力方案を論議
○ ロシア極東地域の天然資源と京畿道の技術力結合による相乗効果を期待

南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事が、沿海州、カムチャツカ州、サハリン州、マガダン州、サハ共和国、アムール州、ハバロフスク州など、ロシア極東地域の7州の代表に面会し、両地域間のパートナーシップの強化と協力を提案した。
9日、ソウルロッテホテルで開かれた「韓露経済フォーラム」に出席したナム知事は、「京畿道-ロシア極東地域間の協力」というテーマ発表を通じて「極東ロシアは豊富な資源と基礎科学、無限の市場潜在力を、京畿道は開発の経験、応用科学と資本、熟練した技術力を持っているという点において、すばらしいパートナーになることができる。両地域間の同伴成長に関心のある地方自治体や学者、企業家皆が参加可能なラウンドテーブルを作ろう」と述べた。
続いてナム知事は「今まで京畿道と極東ロシアの間の交流は、保健・医療部分をはじめ限定的分野のみだった。京畿道と極東ロシアが協力の未来を作り上げていくための共同のビジョンを持って共感を作り上げていくことが重要である」と強調した。
この日のフォーラムには、ユーリ・トルトネフ極東連邦管区大統領全権代表をはじめ沿海州など極東地域の7州知事など、ロシア極東地域を代表する人物が大挙参加した。韓国側関係者は、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事、韓悳洙(ハン・ドクス)貿易協会会長などが参加し、ナム知事はこの日、ロシア極東地域の代表者と昼食を共にし、京畿道との協力方案について意見を交わした。
ロシア極東地域は、ロシア領土の36%以上を占め、面積が最も広い。さらに、ガス・石油・石炭などの天然資源が豊富な地域で、ロシア政府は極東開発部を新設し、大規模な地域開発投資をするなど、極東開発に力を入れている。
京畿道は、昨年8月に沿海州と友好経済協力を締結した後、有機大豆加工工場の設立を支援し、保健医療代表団を招請するなど、各分野の交流事業を継続している。
韓露経済フォーラムは、韓国貿易協会とロシア貿易代表部が共同主催する行事である。