京畿昔道を歩きながら「京畿道600年」を振り返る

投稿日d 2014-12-16 ヒット数 467

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15日水原ソホ公園~梨木洞解優齎~義王市庁8キロ区間歩き大会 約1千人参

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◇15日午前、水原ソホ公園に集まった「京畿道600年記念京畿昔道歩き大会」の参加者約1千人が、梨木洞解優齎~義王市庁コースに出発している。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

「京畿道の自然景観、韓国文化が大好きですが、京畿昔道に沿って韓国と京畿道の歴史を正しく知り、新しい文化体験ができてとても楽しみにしています」

15日午前、水原ソホ公園で会ったアメリカ人のアリエル(22・龍仁竹田)さんは、一緒に来た韓国人の友人と共に運動靴の紐をしっかり締めた。韓国が大好きでアメリカから約3年間勉強して京畿道に飛んで来たというアリエルさんは「韓国と京畿道の歴史文化に特に関心が高い。今回、多くの道民たちと一緒に歩きながら歴史について話し合いたい」と明るい笑顔を見せた。

「京畿道600年」を記念し、京畿昔道の歴史文化探訪路をPRするための「京畿道600年記念京畿昔道歩き大会」が、15日水原ソホ公園広場で道民約1千人が参加した中で開かれた。

京畿道と京畿文化財団が高陽、果川など17の市・郡と共に企画した今回の歩き大会コースは、水原市華西洞ソホ公園広場で出発し、梨木洞解優齎を経て義王市庁までの8キロ区間で、解優齎までの中級と義王市庁までの上級に分けて行われた。

これに先立ち、7日から14日までは「京畿昔道に沿ってリレー縦走」を開き、区間別に30人のリレー縦走団が京畿昔道の懸垂幕と旗を持ってイジュギル50キロとサムナムギル80キロの全区間を縦走した。

早朝、マイナス気温にもかかわらず、家族や友人と一緒に集まった参加者らは、棟に番号札を貼り、歩き大会のPR風船を持ってウキウキした表情で徒歩を始めた。

出発前はサムナムギルとイジュギルの縦走団の旗引き継ぎ式と様々な文化公演も開かれ、参加者から好評を得た。また、大会コースには京畿道600年に歴史を紹介するパネルと公演なども用意された。

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◇京畿文化財団のチョ・チャンヒ代表理事と参加者たちが出発前に準備運動をし、体を準備している。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

娘と一緒に参加したチョン・ヘリムさんは「家が近くで毎日近所で歩いている。今回小学校を卒業する娘と一緒に京畿道の歴史を振り返る良い機会になると思って参加した」と話す。

京畿昔道関連の情報の空欄を埋めるクイズイベントも共に行われ、歩き大会の参加者たちがクイズを解くために京畿昔道の説明板の前で問題紙とペンを持って勉強するという異色の風景も演出された。

京畿昔道事業は朝鮮時代にソウル、京畿から全国に広がった昔の大路を歴史文化探訪徒歩コースとして新たに造成したもので、京畿道と京畿文化財団、市郡、民間徒歩団体などが共同で推進している。

昨年5月に開通した京畿サムナムギルはソウルから忠清、全羅、慶尚地域に向かっていたサムナム大路を原型とし、計10コース90キロ(果川~平澤)となっている。同年10月に開通したイジュギルは、中国へ向かう道だったイジュ大路を基盤に計5コース50キロ(高陽~坡州)が造成された。

今年からは釜山と日本へ向かう道のヨンナム大路(城南~安城)を基にヨンナムギル歴史文化探訪路を開発・造成しており、2015年上半期に開通される予定だ。

京畿文化財団のチョ・チャンヒ代表理事は「京畿道には600年の歴史を象徴する宝物のような名所が所々に隠れている。今回のイベントも歴史文化体験の代表的な名所として道民に意味のある機会になってほしい」と話す。

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◇7日から14日まで開かれた「京畿昔道に沿ってリレー縦走」の縦走団員が、歩き大会の出発前に参加代表に京畿昔道のPR旗を手渡している。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

ⓒ 京畿Gニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net

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