京畿道、ジュネーブで国連第5事務局誘致方針を発表

投稿日d 2014-11-21 ヒット数 460

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31日「2014国連と朝鮮半島平和国際会議」で、京畿道が国連韓国事務所誘致をアピール

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◇京畿道は31日、スイス・ジュネーブでの「2014国連と朝鮮半島平和国際会議」で、国連第5事務局を京畿道に誘致したい意向を正式に発表した。写真はキム・ヒギョム行政2副知事が発表する様子。ⓒ京畿Gニュース

京畿道は31日、スイス・ジュネーブの国連事務局で開かれた「2014国連と朝鮮半島平和国際会議」で、国連第5事務局(以下国連韓国事務所)を京畿道に誘致したい意向を国際社会に正式にアピールした。

「朝鮮半島の平和に向けた世界の役割」のテーマで開催された今回の国際会議には、Dr. W Schwimmer(元欧州会議事務総長)、Hon. Yves Nidegger(スイス連邦議会議員)、Dr. Willem Van Eekelen(元オランダ国防相)など、世界平和に関わる有力な要人が大勢出席した。

京畿道を代表して出席したキム・ヒギョム行政2副知事は第1セクションの発題者として、「国連第5事務局の韓国誘致と京畿道の役割」のテーマで、国連韓国事務局の設置をアピールした。

キム副知事は▲韓国と国連の歴史的関係▲世界平和に貢献しつつも新冷戦体制の頂点にある韓国の様子▲アジアの平和に向けた国連の役割と国連の韓国事務局設置の必要性、京畿道の希望などを説明した。キム副知事はその後の討論会でも出席者らに設置の必要性を唱え、今後も努力していくことを強調した。

キム副知事はこれに先立ち、30日に駐ジュネーブ大韓民国代表部のチェ・ソギョン大使に国連の韓国事務局誘致の必要性を説明した。続いて、国連ジュネーブ事務局のダービッド・チクバイゼ秘書室長の会談でも、国連の韓国事務所誘致に向けた積極的な協力を要請した。

これに対しチクバイゼ秘書室長は「アジアを代表する国連事務局がなぜこまれで創設されていないのか疑問だ。国連の韓国事務局の誘致は国連としても非常に良いアイディアだ。韓国政府の予算支援、周辺国の協力、国連組織内での役割などについて明確なビジョンを示す必要がある。国レベルの推進が必要なだけに、パン・ギムン国連事務総長の役割も必要だ」として、積極的な関心を示し、誘致に関するアドバイスをした。

また、「国連ジュネーブ事務局を中心に国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)など国連傘下の主な専門機関があり、国際会議開催や外国からの観光客誘致といった経済的効果が年間5兆5659億ウォンだ」と説明した。

最後に、国連韓国事務局の誘致は国連だけでなく、韓国と東アジアの平和と発展のための良い機会になるとも話した。

一方、京畿道は今般の会議結果を基に、国連韓国事務局誘致に向けて外交省など政府と共同で一層取り組んでいく計画だ。そのために、京畿道は国連韓国事務局誘致に向けた「2015国際カンファレンス」の開催など、様々な方法を検討する方針だ。

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◇キム・ヒギョム副知事が、国連ジュネーブ事務局のダービッド、チクバイゼ秘書室長と意見を交わしている。ⓒ京畿Gニュース

ⓒ 京畿Gニュース | パク・クァンシク malbut@kg21.net

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