「京畿道で韓国型『ヒドゥン・チャンピオン』企業の誕生に期待」

投稿日d 2014-11-19 ヒット数 299

コンテンツ

京畿道、20日道-テキサス州立大学の企業支援プログラム輸出協約式

 

남경필-경기도지사-경기도-UT-기업지원프로그램-히든챔피언-경기도-KTM-NASA-수출-WORK-HOLDING_1.jpg イメージです。

◇ 20日、水原ラマダホテルで開かれた2014京畿道-テキサス州立大学企業支援プログラムの6次年度協約式で、ナム・ギョンピル京畿道知事、ロバート・ピタソンテキサス州立大学研究所長、参加企業の関係者らが記念撮影をしている。

京畿道が米テキサス州立大学(UT)の企業支援プログラムに参加する道内企業と輸出協約式を開き、これまでの成果を共有した。

京畿道は20日、水原ラマダホテルで、ナム・ギョンピル京畿道知事、ロバート・ピタソンテキサス州立大学研究所長、参加企業の関係者ら100人余りが出席したなかで「京畿道-テキサス州立大学企業支援プログラムの6次年度(2013~2014)輸出協約式」を開催した。

「京畿道-UT企業支援プログラム」は、米テキサス大の技術商用化プログラムと人的ネットワークを生かし、優秀な道内中小企業の米国市場展開を支援する海外マーケティング事業だ。2008年から毎年、アメリカ進出を希望する道内企業15社を選び、技術評価、選抜、教育、米国内の事業パートナーの掘り起こしと相談などを支援している。

ナム知事は祝辞で「先日のドイツ訪問の際、小さくても強いドイツの『ヒドゥン・チャンピオン』企業を見学して来た。京畿道にも特化した競争力を持強小企業がもっと増える必要がある。京畿道-UTの支援プログラムに参加する全ての企業が、韓国型のヒドゥン・チャンピオンになってほしい。京畿道が多くの中小企業の成長の土台になる『チャンスの地』になるよう、最善を尽くしてサポートする」と述べた。

テキサス州立大学のピタソン研究所長は「我が大学はインド、メキシコ、ポーランドなど多くの国と類似したプログラムを進めているが、京畿道への企業支援プログラムが最も成果が良く、企業の意志も高い。このプログラムは中小企業の経営者が挑戦と革新を恐れずに全世界に羽ばたいていけるチャンスだ。長期的かつ持続可能なパートナーシップを備えたモデルとなるはず」と述べた。

 

남경필-경기도지사-경기도-UT-기업지원프로그램-히든챔피언-경기도-KTM-NASA-수출-WORK-HOLDING_2.jpg イメージです。

◇ ナム知事は祝辞で「今回のプログラムに参加する全ての企業が韓国型ヒドゥン・チャンピオンになることを強く願っている。京畿道が皆さんにとって『チャンスの地』になるよう、最善を尽くしてサポートする」と述べた。

6次年度に選ばれた企業のうち、同日の輸出協約式に出席した企業はクァンテクノマークネット(KTM)、㈱ジョウテク、㈱イーエスーアンドディー、ペンター重工業株式会社、㈱クムリョンの5社だ。これらの企業はそれぞれ米航空宇宙局(NASA)、Element14、Zinger Hardware、ドリル・キング(Drill King)、Act Globalと協約を結んだ。

特に従業員2名、売上高3千万ウォンにすぎないKTMは、京畿道の支援で世界一の技術力を誇るNASA(National Aeronautics and Space Administration)に自社の技術を輸出する快挙を成し遂げた。

NASAに輸出予定の「次世代Work-holding根源技術」は、1秒未満の電流を流すだけで数十トンを超える物体を引き上げることができる強力な磁石で作れる先端技術だ。解除後は磁力が全く残らず、携帯も可能なことから、理想の次世代技術として注目されている。

NASAはKTMの技術を宇宙産業の中核分野である宇宙ドーキングと多段階ロケット分離、宇宙船ロック装置などに使う予定だと言われる。従来は宇宙船をドーキングする際、宇宙飛行士たちが直接運転して宇宙船を合わせた後、ネジをひねるという受動式だったが、KTMの技術が導入されればこれを磁力によって自動的に解決できる。

また、宇宙船爆発の主な原因の一つとされる接合部位のボルト破損などの問題も磁力によって自然に解決され、爆発のリスクも大幅に下がることが期待されている。

KTMとNASAによる協約は、最終技術検証テスト段階のSAA(Space Act Agreement)に入り、今後両者は実際の宇宙船を対象に実証実験を行う。KTMの技術が実際の宇宙船に適用された場合、宇宙航空産業だけでなく機械、造船、重工業、鉄道、建築、物流、防衛産業など関連産業に大きな影響を及ぼすとみられる。

建設現場、鉱山オイルボーリングに使われるドリル装備と部品を製造・流通する米国のドリル専門企業のドリル・キングと協約を結んだペンター重工業㈱にも期待がかかる。同社のイ・スヨン代表は「支援プログラムをバネに立地を固め、ここまで来ることができた。とても嬉しく思っている。アメリカの優れた関連企業と協約を結べるように力を貸していただいた京畿道に心から感謝している。今後ともこの事業が続き、多くの中小企業の海外販路開拓の突破口になってほしい」と話した。

同日の協約式の後、スマートフォンの液晶保護フィルムメーカーの㈱ユーエムティーラブスが道の積極的な支援と協力へのお礼として、京畿道の輸出産業育成のための成功寄付金1千万ウォンを手渡した。

超強力スマート機器液晶保護フィルムを開発した同社は昨年、支援企業に選ばれUTの援助を受けた。同社は米国のカバンメーカーのサムソナイトの子会社でスマートフォンケースの製造・流通により1億ドルの売上を計上しているスペック社との間で、米国全域への製品供給協約を結んだ。同社はこれで昨年は4億ウォンだった売上が今年は12億ウォンにまで上ることを期待している。

同社のシン・ヒョンチョル代表取締役は「会社を立ち上げて2年しか経っていない我が社が、品質テストだけでアメリカの有力企業と供給協約を結べたのにはUTプログラムの役割が大きかった。この契約が、米国市場への継続的な進出のための良い礎になった」と感謝を表した。

他には、㈱フィイルや㈱ディージーエス(1次年度)などプログラムの対象企業がグローバル企業との供給締結、売上高増加のノウハウなどの成功事例を発表した。

一方、京畿道-UTの企業支援プログラム6次年度の2013~14年は計14件の輸出協約を結び、2050万ドル相当の契約を推進している。道は事業を開始した2008年から現在まで計81社を支援し、輸出額4157万ドル、雇用創出324人などの効果を上げた。

 

남경필-경기도지사-경기도-UT-기업지원프로그램-히든챔피언-경기도-KTM-NASA-수출-WORK-HOLDING_3.jpg イメージです。

◇ ㈱ユーエムティーラブスの代表取締役が道のチェ・ヒョンドク経済投資室長に1千万ウォンの成功寄付金を手渡している。

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201410201446007055C052&s_code=C052