「京畿道の医療観光における官民連携、創造経済のモデルに」
投稿日d 2014-10-01 ヒット数 336
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京畿道、3日に14機関と医療観光の活性化に向けたMOUを締結
◇ 京畿道は3日、京畿中小企業総合支援センターでナム・ギョンピル知事と道内の7市郡、7団体の関係者が出席したなか、医療観光の発展に向けた官民連携MOUを締結した。
京畿道が、医療韓流ブームを巻き起こして創造経済の新成長動力に浮上している医療観光産業のグローバル・メッカへの成長を目指し、官民連携を強化する。
京畿道は3日、京畿中小企業総合支援センターでナム・ギョンピル知事と道内の7市郡、7団体の関係者が出席したなか、医療観光の発展に向けた官民連携MOUを締結した。
同日の協約式には京畿道内の医療観光の拠点地域である水原市、城南市、高陽市、富川市、安山市、安養市、加平郡のほか、民間団体である京畿国際医療協会、京畿海外マーケティング専門家協議会、カチョン大学、ユハン大学、韓国ホテル観光専門学校、そして京畿観光公社と京畿道医療院が参加した。
広域自治体としては初めて市郡と医療・観光団体が参加する包括的な協約で、京畿道の医療観光事業の力量を集める土台になることが期待されている。
ナム・ギョンピル知事は「医療観光は創造経済の中核である融合モデルだ。医療観光が未来の新産業として位置づけられ、雇用創出と地域経済の活性化など、皆様が夢と希望を叶えるよう全力で支援したい」と述べた。
ナム知事はその上で「本日の協約はスタートだ。関連機関が力を合わせて京畿道がシンガポールと日本を抜いて世界の医療観光のメッカになるよう最善を尽くす」と強調した。
◇ ナム・ギョンピル知事が挨拶をしている。
協約に参加する機関は医療観光客向けの便宜サービスの開発や協力マーケティング、専門人材の養成、優秀協力機関の育成やインフラづくりを共同で推進することにした。
地域に散財している医療観光情報を集めて外国人が便利に利用できるデータベースを構築し、医療と観光を両立させたホームページを通じてワンストップの医療観光サービスを提供する計画だ。
そのため、広域自治体では初めて京畿観光公社に京畿医療観光情報センターが設置される。
優秀病院の紹介など医療観光情報の収集や提供、相談、協力ネットワークの管理、PRマーケティングなどを総括する京畿医療観光情報センターは、道と市郡が予算を支援し、協力機関が諮問委員会を構成するなど、主導的に参加する計画だ。
現場で感じる最大の問題である専門人材の需給解消のためには、道内の協力大学とともに医療観光コーディネートの養成と現職従事者への再教育を行う。
地域内の医療観光の受け入れ力を育てるために、中小病院と代行会社の参加を増やし、医療観光の代表商品の開発と海外マーケティングを支援する。
空港への出迎え、メディツアーバスといった交通サービスなどを開発し、患者と同伴家族の観光と体験活動を支援し、それによる口コミ効果を誘導して2、3回の再訪問を狙う方針だ。
また、道内の先進的な医療観光事業機関を対象に誘致実績や海外メーケティング実績、サービス内容を評価して優秀な医療観光機関を指定し、地域単位の医療・観光コミュニティの育成を通じてこれまでの経験を共有、発展させ、医療観光クラスターの創設を推進していく計画だ。
一方、昨年の京畿道の医療観光客は計2万5673人と年平均22.1%成長しており、17広域団体で2位となっている。
◇ 協約式を終えたナム知事と出席者たちが大学生の医療観光サポーターズと記念撮影をしている。
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