歴史と科学の融合都市

投稿日d 2014-09-18 ヒット数 522

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世界の七世界の七不思議にはストーンヘンジやUFO、ミステリーサークルなどがあります。もしここにもう一つ加えるなら、私は京畿道の水原華城を選びたいです。なぜなら、水原華城は朝鮮王朝時代に信じられないほどの科学的な技術が駆使されて建てられたからです。
 
今日でいえば、水原華城は新都市です。
華城という新しい建物を建てるために、新建築技術が用いられました。例えば、朝鮮時代の科学者であるチョン・ヤギョンは挙重機という機械を作りましたが、これは滑車を使って物を持ち上げやすくするように考案された装備です。
華城建築のすべてが記録された「華城城域儀軌」によると、華城はとても強い防御装備を持つ構造物です。空心墩には多くの穴がありますが、これらは大砲を撃ったり、敵にお湯を注げたりするときに使われます。雉城と甕城は大きくて丈夫な外郭城の一部です。これらの施設はユネスコ文化遺産として高く評価されています。
 
 
さらに、甕城にまつわる歴史は学校で学ぶ授業内容とも関連があります。小学5年生になると朝鮮の歴史を学びますが、水原華城を訪問すればこのような歴史についてより早く、より分かりやすく、より楽しく学べるので役に立つでしょう。
楽しさは遠い場所にしかないわけではありません。車に乗ってもう少し行けば、京畿道でもっとたくさんの経験と歴史に出会えます。今週末は家族と一緒に水原華城へ行ってみるのはいかがでしょう。

文・写真 チン・スンフ andrwzinssii@gmail.com