世界最大の燃料電池発電所、京畿道平澤市に建設
投稿日d 2014-08-29 ヒット数 401
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ナム知事「高効率、安全性を両立するエコ発電の好機」
京畿道、平澤市・GKホールディングスなどと平澤燃料電池発電所建設の投資協約
◇ナム知事が協約式で挨拶をしている。ナム知事は「今回の事業は高効率と安全性を両立するエコ発電の好機」と述べた。ⓒ京畿Gニュース ホ・ソンリャン
京畿道平澤市浦升邑遠井里に20億ドル(2兆ウォン)規模の世界最大の燃料電池発電所が建設される。
京畿道は平澤市、韓国ガス公社、韓国南部発電、ポスコエネルギー、GKホールディングス、ダビオーバーシーズインベストメント、韓国投資、㈱トゥサンなどと手を組み、来年に着工して2013年までに世界最大規模の360MW級の発電施設を建設すると22日、明らかにした。
京畿道は22日午後、ソウルのインターコンチネンタルホテルでナム・ギョンピル京畿道知事、コン・ジェグァン平澤市長、クォン・ピョンオ産業通商資源省室長、チャン・ソクヒョ韓国ガス公社長、キム・テウ韓国南部発電専務、ユ・サンホ韓国投資証券代表取締役、ファン・ウニョンポスコエネルギー代表取締役、ダビオーバーシーズのデービッド・ハドソン副社長、チャン・ジュングォンGKホールディングス社長が出席したなかで投資協約式を行った。
ナム知事は協約式で「今回の燃料電池発電所建設事業は、年間10万トン以上のCO2削減効果があり、騒音も低く、マンションや産業団地に分散型の発電方式を実現できる画期的な事業だ。高効率と安全性を両立するエコ発電の好機だ」と述べた。
また「直接・間接の雇用創出効果だけで3千人以上で、道民をはじめ国民の関心が大きい。平澤が燃料発電分野で世界をリードする中心地になるよう、最善を尽くして支援したい」と述べた。
今回の燃料電池発電所建設事業は、投資規模が計2兆ウォンに上る大規模事業だ。1段階の100MW級に5千億ウォンが投じられ、2段階として360MWまで増設される計画だ。1段階の工事は2015年にスタートし、2016年に完成、2018年までに2段階の工事を進める。
◇22日、ソウルのインターコンチネンタルホテルで開かれた平澤市の燃料電池発電所建設投資協約式で、ナム・ギョンピル京畿道知事、コン・ジェグァン平澤市長、チャン・ソクヒョ韓国ガス公社長など関連機関の長が協約書に署名した後、記念撮影を行っている。ⓒ京畿Gニュース ホ・ソンリャン
今回の協約により、道と平澤市は燃料電池発電所の建設に必要な敷地を提供し、工場設立に必要な行政手続きなどを支援することにした。
この他、韓国ガス公社は燃料供給、ポスコエネルギーと㈱トゥサンは燃料電池発電装備の調達を担当する。韓国投資証券とダビオーバーシーズインベストメントは金融斡旋と調達、GKホールディングスは事業総括と運営管理業務を担う。
道は今回の発電所事業で300億ウォン規模の外資誘致と500人の新規雇用、3千人余りの間接雇用創出が期待されると説明した。また、燃料電池発電所の建設により、長期間漂流していた平澤湖観光団地事業の妥当性が高まり、事業の正常化が期待され、関連部品産業の活性化にも役立つ見通しだ。
燃料電池発電所が建てられる平澤市遠井里は世界最大規模の平澤LNG生産基地と変電所が周辺に位置し、最高の発電所敷地として評価されている。燃料電池発電所で生産された熱は、平澤LNG生産基地と現在企画財政省で審議中の平澤観光団地と周辺の浦升工業団地に供給される予定だ。
チェ・ヒョンドク道経済投資室長は「燃料電池は従来の化学電池と比べると温室効果ガスの排出量が40%も少ない高効率のエコ発電施設だ。平澤周辺に燃料電池関連企業を誘致し、新再生エネルギーのクラスターとして造成していく計画だ」と語る。
ⓒ京畿Gニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net
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