全国初の女性特化コーワーキングスペース「クムマル」開館

投稿日d 2014-08-06 ヒット数 382

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京畿道女性能力開発センター、開放・共有・協業を通じた起業活動の促進に期待

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◇京畿道女性能力開発センターは20日、女性の起業準備者がともに協業したり、情報を共有したりしてコミュニケーションをとれるコーワーキングスペース「クムマル」の開館式を開く。写真はコーワーキングスペース「クムマル」の内部。ⓒ京畿Gニュース

女性起業準備者がともに協業したり、情報を共有したりしてコミュニケーションをとれる、新しい形の起業支援施設が京畿道にオープンする。

京畿道女性能力開発センターは20日午後、パク・スヨン京畿道行政1副知事とソ・スンウォン京畿地方中小企業庁長、関連専門家など約80人が出席したなか、コーワーキングスペース「クムマル」の開館式を開くことを17日、明らかにした。

京畿道龍仁市器興区痲北洞に位置する京畿道女性能力開発センター内に設けられた「クムマル」は、全317㎡(約96坪)の空間に会議室3室、ネットワーキング・ラウンジ、事務支援施設などを備えている。

同センターの関係者は「従来の起業支援施設は仕切りで遮られており、居住者の間でコミュニケーションをとりにくいという指摘が多かった。開かれた空間で一緒に働いていると、互いにベンチマーキングもでき、双方にとって役に立つという判断からクムマルをつくることにした」と、設立の背景を説明した。

クムマルは起業準備者、文化企画者、フリーランサー、発明家など、女性企業人なら誰でも利用でき、会員加入さえすれば各種教育、資金、支援政策に関する情報を随時に受け取ることができる。会議室の利用や専門家相談などのサービスは事前予約が必要。

現在は事前居住者の募集に応じた25人程度が利用しており、最大80人まで収容できる。女性能力開発センターは一日50人、月1千人余りの女性起業者がクムマルを利用することを期待している。

一般利用者のほかに、クムマル入居企業への恩恵もある。

同センターは、クムマルに入居した企業が1人創造企業として事業者登録を完了した場合、空間利用とともに事業化支援のためのコンサルティング、販路・PRなどの支援を提供する予定だ。起業後、事業の成長で社員採用など別途のオフィスが必要な場合は、同センターの起業保育センターへの入居申請資格が与えられる。

京畿道女性能力開発センターのチョ・ジョンア所長は「クムマルは当センターがこの15年間自ら起業保育センターを運営してきて出会った起業者たちの新たなニーズに応えるためにつくった夢の結実。京畿道が全国で初めてスタートする女性に特化したコーワーキングスペースであるだけに、女性が幸せになる起業空間にするために最善を尽くしたい」と抱負を語る。

同日の開館式の後は開館を記念する起業トークショーが開かれる。起業トークショーは協業専門家として活動中の㈱エンスペースのチョン・スヒョン代表(前、スペースノア運営者)が「コーワーキングスペースと女性起業」をテーマに様々な運営事例を発表する予定だ。発表後は出席者らとともに女性の仕事について討論が行われる。

ⓒ 京畿Gニュース | チョン・ギョンナム ckn0403@kg21.net

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