南景弼道知事、就任後初の海外訪問(米国)へ

投稿日d 2014-07-24 ヒット数 274

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南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事が、海外投資誘致と地方外交のために、就任後初の海外訪問に出る。

 

京畿道は22日、ナム知事を団長とした京畿道代表団が、来る7月25日から8月3日までの7泊10日間、米国ニューヨークとバージニア、ワシントンD.C.、ロサンゼルスの主要4地域を訪問すると明らかにした。

 

京畿道関係者は「今回の訪問の目的は、地方外交の強化と安全・雇用分野のベンチマーク、先端企業投資誘致など3つ」とし、「京畿道の特殊性を考慮した統一・安保分野の地方外交を強化し、道の懸案事項である雇用政策や安全分野の今後の方案を模索する機会になるだろう」と、訪問の背景を説明した。

 

ナム知事の地方外交分野における主なスケジュールは、まず28日米国バージニア州リッチモンドで、テリー・マコーリフバージニア州知事と両道・州間の交流協力方案について議論する。バージニア州は、1997年に京畿道と姉妹提携を締結して以来、常に交流協力関係を続けている地域である。

 

30日には、ワシントンD.C.で、アメリカ全域の韓国人社会活動家と韓国人コミュニティリーダーが草の根政治参加をテーマに開く会議にも参加し、ロバート・メネンデス(Robert Menandez)連邦上院外交委員長、エド・ロイス(Ed Royce)連邦下院外交委員長などに会う予定だ。

 

投資分野では、全部で3件、1億2000万ドル規模の投資協約が予定されている。ナム知事は25日、ニューヨークでA社と、29日にはワシントンD.C.でB社と、8月1日にはロサンゼルスでC社とそれぞれ投資協約を結ぶ予定である。道では、今回の投資誘致によって1100人の新規雇用の創出を予想している。

 

この他にもナム知事は、8月1日カリフォルニア州サンタモニカにあるライオットゲームズ(Riot Games)社を訪問し、京畿道ゲーム産業振興方案と、世界的な成功要因などについての懇談会を開く予定だ。ライオットゲームズ社は「リーグ・オブ・レジェンズ」というゲームの開発会社として有名な企業だ。

 

安全と雇用分野ベンチマークでは、アメリカの雇用センターと非常安全事務所訪問などが予定されている。ナム知事は29日、アーリントン市にあるアーリントン雇用センターを訪問して運営状況を見学する一方、31日にはブリザード社を訪問する予定だ。また、8月1日にはロサンゼルス非常安全事務所を訪問し、安全対応システムを見学し、安全対応政策の道のりを適用するかどうかを検討する。

 

ナム知事は訪問期間中、ベンチマークの他にも、25日にはニューヨークにある6.25韓国戦争参戦勇士記念碑を、30日にはバージニア州フェアファックス郡庁舎にある慰安婦記念碑、同じく30日にリンカーン記念館にある韓国戦争参戦勇士記念館などを訪問し、献花する予定だ。

 

また、31日にはロサンゼルス韓国文化院で展示されているDMZ写真展「2つの線(Two Line)」に参加する。DMZ写真展は、京畿道とドイツ連邦自然保全庁(BfN)、漣川郡が共同で企画したもので、「TWO LINES」写真集に収録された世界の写真界の巨匠の歴史的・美学的なドキュメンタリー写真100点余りが展示されている。昨年の光化門広場、臨津閣平和ヌリなどで開かれた「TWO LINES」の韓国写真展は、観覧客が100万人を突破するほど大反響となった。