京畿定道600年、「白磁、月を抱く」
投稿日d 2014-07-07 ヒット数 386
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韓国陶磁財団、6月1日~8月30日に光州コンジアム陶磁公園で特別展
◇イ・グァン作「白磁月壺」。 ⓒ京畿Gニュース
韓国陶磁財団は6月1日から8月31日まで、京畿定道600年を記念する特別企画展「白磁-月を抱く」を京畿道光州コンジアム陶磁公園伝統工芸院で開催する。
「白磁-月を抱く」は、際立って大きい朝鮮の白磁大壺のうち、満月の豊かで明るい月を連想させる月壺をテーマにした特別な展示会だ。
京畿道の関係者は「光州は朝鮮時代、御器を生産していた官窯があった地域で、高いレベルの白磁が多数つくられ、京畿道白磁は京畿道を代表する伝統文化と位置づけられてきた。今回の展示はこうした歴史を持つ京畿道白磁の中でも最高の陶磁として評価される月壺を見直し、京畿道ならではの特色ある伝統文化を鑑賞できる機会となる」と、展示会の意味を説明した。
展示は第1部「初志一貫」、月壺にこだわる」、第2部「壺中之樂」、美しさに遭遇する」で構成される。1部では月壺に専念して現代風にアレンジしたパク・プウォン、イ・グァン、クォン・デソプ、シン・ヒョンチョル、カン・ミンスによる月壺、2部では光州白磁の伝統を継承したハン・イルサン、ノ・スンリョル、シム・ジョンソプ、イ・ヨンベク、ノ・ヨンジェ、ハン・ギソクの月壺など計11人の陶芸家の作品を鑑賞できる。
◇パク・プウォン、「白磁月壺」。 ⓒ京畿Gニュース
韓国陶磁財団のイ・ウァニ代表理事は「京畿定道600年を迎えて開催した今回の展示会は、円満さと純粋さ、豊かさを感じられる伝統の月壺の魅力にはまる機会。月壺の故郷である光州の陶芸家による月壺20点が集まった点で、韓国白磁の昨日と今日、未来を考える意味深い展示になるでしょう」と話す。
今回の展示では出品された月壺を特別販売し、月壺の愛好家には所蔵できる機会を、作家には新たな販路を提供する。展示が開かれる伝統工芸院では伝統工芸作家のリアルな作業現場を観覧でき、体で感じて体験しながら陶磁の誕生過程に迫る。
入場料は3千ウォンで、「陶磁文化のある日」である毎月最後の水曜日は無料で開放される。
ⓒ 京畿Gニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net
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