お茶と一緒にゆったりとした時間を…韓国茶文化大展
投稿日d 2014-07-03 ヒット数 382
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◇京畿道博物館で特別展「お茶、楽しさを飲む」が開かれている。 ⓒソン・イェウン記者
韓国のお茶文化の過去と現在をうかがえる展示会が開かれている。
4月30日、京畿道博物館では2014年初の特別展示「韓国のお茶文化大展」が開幕した。
「お茶、楽しさを飲む」と題する今回の展示では、全国から集まったお茶文化関連の遺物約200点が展示されており、大きく「お茶と生活」「絵に染み込んだお茶の香り」「ヒーリング・ゾーン」の3部で構成される。
◇お茶の種類(左)、お茶を入れるポット(右) ⓒソン・イェウン記者
楽しさに出合い、楽しさを飲む。「お茶と生活」コーナーでは、韓国の現代画家の作品鑑賞と、山水画屏風の中に表れた先人の余裕を感じることができる。
特に「楽しさに出合う」でお茶の基本的な情報を知ってから観覧すれば、展示作品をもっと理解しやすくなるだろう。「お茶と生活」ではお茶にまつわる手紙や書籍などが展示され、萎縮していたお茶文化を復興させようとしたチョン・ヤギョン、キム・ジョンヒ、イ・スンの取り組みも紹介されている。集いやパーティー、山水画屏風の中に表れたお茶の姿とその器などから、韓国の伝統的なお茶文化が垣間見られる。
◇「絵に染み込んだお茶の香り」展示室(左)、「ヒーリング・ゾーン」の一部の様子(中央、右) ⓒソン・イェウン記者
朝鮮時代の絵の中にはお茶を素材にしたものが少なくない。「絵に染み込んだお茶の香り」コーナーでは、朝鮮時代の絵画の中から貴族たちのお茶文化が描かれたものに出会える。キム・ホンドの「群賢図」と「竹裡弾琴」「高士人物図」、シム・サジョンの「松下飲茶」、イ・インムンの「スロハンゴ」などが展示され、周期的に交替される予定だ。
博物館入口前の「ヒーリング・ゾーン」は、観覧と休息が共存する場所だ。様々なお茶の見本とともにお茶の木で茶畑をつくる体験ができ、お茶文化の全般的な内容が紹介される。
今回の展示を企画した京畿道博物館のイ・ソンジュン学芸員は「“お茶、楽しさを飲む”で“読点(、)”には休息と余裕を、“楽しさ”には談笑を盛り込みました。来場者たちが展示会を見て回った後、“あ~ちょっとお茶したいな”と思っていただけたら成功だと思います」と語る。
今回の特別展「お茶、楽しさを飲む」は、昔から人と人とのつながりや心の癒やし、そして生活に余裕をもたらすお茶の味を、来場者たちに喚起させること間違いなし。
展示は京畿道龍仁市器興区に位置する京畿道博物館で8月24日まで開かれ、作品の保存のために展示期間中に作品が交替される。観覧料は大人4千ウォン、未成年者/軍人2千ウォン、乳幼児は無料で、京畿道民は25%割引される。
ⓒ京畿Gニュース | 京畿道青少年記者団 ソン・イェウン記者 syyc9372@naver.com
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