[京畿道セウォル号対策本部]家族心理治療・ケアサービスを支援

投稿日d 2014-04-22 ヒット数 388

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コリョ大アンサン病院、安山市健康支援センターにブース設置、カウンセラー35人配置

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◇京畿道・安山市統合災難心理支援団はコウリョ大安山病院と安山市精神健康センターに相談ブースを設置し、セウォル号の被害にあった生徒や遺族に相談活動を行っている。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

珍島(チンド)旅客船沈没を受け、京畿(キョンギ)道合同対策本部は、セウォル号の被害に見舞われた家族への心理治療や家族ケアサービスなどの支援活動を行っている。20日に明らかにした。

京畿道・安山(アンサン)市市統合災難心理支援団は、コリョ大安山病院と安山市精神健康センターに相談ブースの設置や専門カウンセラー35人の配置を行い、事故関連の外傷後ストレス症候群や不安といった精神的な苦痛を抱えている遺族や生徒などに対して相談活動を行っている。

心理支援団は同日まで生徒28人、一般の人22人など50人から睡眠障害、不安症状などの相談を受け、外傷後ストレス症候群の危険度を診断するなど、初期の心理相談を実施した。

道は同日、京畿道と安山市無限ケアセンターの要員らを、喪屋が設けられた場所や負傷者が治療を受けている病院に送り、子どもや祖父母などへのケアや家事支援が必要な家庭を把握している。

道は家族ケアサービスの初日の19日、病院と被害者の家庭で37人の高齢者と幼児に食事を提供し、家の中を掃除するなど、家事を手伝った。

合同対策本部は、同日出棺予定の6人の死者の遺族たちに葬式場の予約、車両提供、食事など遺族の意見を反映して支援を行っている。

対策本部によると、19日、水原(スウォン)市蓮華藏で教師のチェ某さんの火葬式が行われ、同日、6人の死者が安山市葬式場の喪屋で出棺される予定だ。

一方、京畿道は安山市の災難管理地域指定要請を受け、19日、被害者の家族や檀園(タンウォン)高校の生徒、安山市民が抱えている精神的・物質的な困難を早期に解消するために政府としての支援が必要だとして、安全行政省に一日も早い指定を求めた。

合同対策本部のファン・ジョンウン京畿道報道官はブリーフィングで「負傷者と死者の家族が何日も病院や喪屋に泊まっており、家にいる子どもたちや高齢者へのケアが求められている。被害者の家族や生徒、安山市民に対しては心理治療を行っている」とした。

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◇19日から安山市オリンピック記念館で稼働中の京畿道合同対策本部の様子。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

ⓒ京畿Gニュース | イ・ジュンギュン eyekle@hanmail.net

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