全国初の音楽図書館、坡州にオープン

投稿日d 2014-04-09 ヒット数 434

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カラム図書館、12日開館…音楽資料約4600点、関連図書約1万6900冊を所有

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◇全国初の公共音楽図書館「カラム図書館」が12日、坡州市にオープンした。ⓒ京畿Gニュース

全国初の公共音楽図書館「カラム図書館」が12日、坡州市にオープンした。

坡州市雲井洞に位置するカラム図書館は、単なる音楽図書館ではなく、最初の設計段階から図書や音楽資料の配置、資料室の運営方法に至るまで、全ての段階で音楽という一つのテーマの下、一貫性をもって建てられた特別な図書館だ。

計113億ウォンの工事費用がかかったカラム図書館は、延べ面積3862㎥規模(地下1階、地上2階)で、音楽堂、総合資料室、子ども資料室、文化講演室などを備えており、計4600点余りの音楽資料や1万6900冊余りの図書資料を所有し、これまで文化の恩恵を享受しにくかった京畿道北部の新たな複合文化空間になることが期待されている。

特に図書館内の音楽堂「ソルガラムアートホール」は、300席規模のクラシック専用ホールで、広い視野を確保した客席と、室内楽や独奏、合唱に適した建築音響を備え、演奏者が最上の状態で演奏できるように設計された。

坡州市は図書館開館を記念し、ソルガラムアートホールで3月15日から4月5日まで「Master series in Paju」のテーマでクラシック公演を開催する予定だ。バイオリニストのペク・チュヨンの演奏を皮切りに、ピアニストのチョ・ジェヒョク、チェリストのソン・ヨンフンなど、世界トップクラス奏者によるクラシック演奏が続き、「見る図書館から聴いて感じる図書館へ」という新しい複合文化を提案する。

12日の開館式に出席した京畿道図書館課長のイ・ヨンジェ氏は「カラム図書館の開館は、京畿道北部の文化福祉の増進とともに、図書館が道民の様々な文化ニーズに応えるという点で意義深い。図書館ごとに専門性を備えた図書館政策を着実に推進することで、京畿道民の幸せな暮らしと未来を創造していきたい」と述べた。

202の公共図書館で全国最大の図書館サービスインフラを備えた京畿道は、図書館ごとに多様性と専門性を持たせるために図書館特性化政策を継続的に推進してきた。

天文宇宙館を設置した科学図書館(議政府科学図書館、城南中院子ども図書館)をはじめ、伝統が息づく韓屋図書館(安山関山図書館)、人文学を特化した軍浦中央図書館、パク・トゥジン文学展示室(安城宝蓋図書館)など生態、環境、美術といった様々な分野の特性化専門図書館100カ所余りが、現在活発に運営されている。

京畿道の特性化図書館に関する詳細は、京畿道代表図書館(ww.library.kr)のHPをご確認下さい。

ⓒ京畿Gニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net

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