医療観光客人気、観光活動は買い物
投稿日d 2014-02-27 ヒット数 381
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京畿研、報告書「メディカル韓流の育成策」を発表
◇ 京畿開発研究院のアンケート調査によると、韓国を訪れる医療観光客が最も好む観光活動は「百貨店、伝統市場などでの買い物」であることが分かった。ⓒ京畿Gニュース
医療観光客が最も好む観光活動は「百貨店、伝統市場などでの買い物」であることが分かった。医療観光は、医療サービスから休養、文化活動につながる新概念の融合観光のことをいう。
京畿開発研究院のイ・スジン研究委員は「メディカル韓流の育成策」と題する報告書で、昨年12月16日から約1カ月にわたって外国人患者を誘致する医療機関や業者を対象にアンケート調査を行ったところ、このような結果が出と明らかにした。
世界の医療観光事業の規模は2004年の400億ドルから、2012年は1千億ドル水準に成長した。2015年は約1300億ドル規模の成長が見込まれる次世代のブルーオーシャンだ。
韓国は2009年の医療法改正以来、訪韓する医療観光客が年平均37.3%、診療収入は同63.5%増え、2011年は健康関連の旅行収支が黒字に転じた。しかし、未だに世界の医療観光市場に占める割合はOECD34カ国のうち19位にとどまっている。
アンケート調査の結果、医療機関(61.3%)と誘致業者(52.0%)ともに医療観光客が最も好むプログラムは「買い物」で、2位として医療機関は「温泉、スパでのマッサージなど休養」(9.3%)を、誘致業者は「文化公演/展示観覧」(14.0%)、「故宮や王陵などの遺跡地探訪」(14.0%)を挙げた。主な交通機関として、医療機関は「タクシー」(42.7%)、誘致業者は「誘致業者が提供する交通機関」(32.0%)だと答えた。
◇ 医療観光客が好む観光活動。ⓒ京畿Gニュース
外国人患者の誘致のために最も努力している国として、医療機関と誘致業者ともに中国とロシアを挙げた。また、医療機関の47.3%は外国人患者を担当する専門サービス人材を配置し、60%は通訳など人材支援サービスを提供していると回答した。
外国人患者が医療観光地を決める際に最優先に考慮する事項については、医療機関と誘致業者間の疾患タイプによって若干の違いはあるが、総合的に「医療スタッフの医療技術」「医療機関や医師の認知度」などが重要な要素として挙げられた。
訪韓する医療観光客や同伴者のためのサービスとして観光情報を提供してはいるが、医療機関は「翻訳された観光情報の不足」(30.7%)、誘致業者は「国内の医療観光パッケージの旅行商品の不備」(34.0%)が最も大きな隘路事項だとした。
地域別の医療観光客は2012年にソウルでは62.1%となり、一般観光客と同様にソウルに偏る傾向があった。京畿道は12.3%で、医療観光客の訪問が2番目に多かった。他の自治体の攻めのマーケティングなどで、患者の割合は2009年の19.2%から2012年は12.3%と減少傾向となった。
イ・スジン研究委員は「京畿道医療観光の活性化のためには、京畿道医療観光クラスターの創設、京畿道医療観光協同組合や共同ブランドの構築、行政組織の一元化、条例の制定、京畿道医療観光情報センターの設置などを通じたシナジー創出が必要だ」と話す。
ⓒ京畿Gニュース | チョン・ギョンナム ckn0403@kg21.net
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