部品・素材など日本核心企業へ戦略的な投資誘致
投稿日d 2014-01-21 ヒット数 429
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□ 京畿道は韓・日間の歴史問題及び独島問題で膠着した両国間の関係を現実的に解決する方案として、核心的な技術力を持つ日本企業への投資誘致に突破口をみつける計画である。
□ これと関連して京畿道代表団は、1月16、17日の2日間、日本・東京と新潟を訪問し、2件のMOUをはじめ、電子情報技術産業協会(JEITA)との投資誘致ラウンドテーブル・ミーティングを持つ一方、電力の需要問題を打開するため、原子力に代る多様な手段の一つとして注目されている日本H社の焼却炉現場を訪問し、関連技術の必要性についての検討も併行していく計画である。
□ 日本は独島領有権について無理やりな主張をし、過去の過ちに対して謝罪もなく、不便な隣人ではあるが、避けられないのであれば、国家間の緊張の延長線上ではなく、道民の生活を代弁する最前線において、継続的な水面下の交流を通じた実利を確保する戦略は、技術流入及び素材・部品の安定的な供給を必要とする韓国の産業界の状況にとって賢い選択であると京畿道が判断したものと解釈できる。
□ 実際に、日本の部品・素材産業は全世界の市場で圧倒的なシェアを持ち、一部品目の場合、独占的な生産を維持していて、部品・素材の円滑な供給が確保されなければ韓国国内企業の生産が中断される最悪な状況を勘案せざるを得ない状況において、今回の代表団の訪日は、このような現実を打開するため、優秀な企業への継続的な投資誘致を必要とする現実を勘案した京畿道のスピーディな動きだと見ることができる。
□ 代表団の日本訪問は1月16日、日立造船社のエネルギー発電施設の視察を始まりに、現代・起亜自動車グループに主要部品の納品を推進中であり、世界的な自動車部品企業であるデンソーインターナショナル社と2千9百万ドルのMOUを締結する。
また、世界的に注目されているアベノミクスの進行状況と成果に対して金融政策の樹立時に深く関与した学界関係者との懇談会で、今後の展望についても意見を交わす計画である。
□ また、当日、日本電子情報技術産業協会(JEITA)関係者とのラウンドテーブル・ミーティングを開催し、関係者の京畿道投資誘致および道内の大手企業との共存のための投資方案について深みある対話をして東京での日程を終え、2日目の行事のため、新潟に移動する。
□ 翌日の1月17日、新潟では高機能セラミック板を利用した吸着技術で注目されているナノテム社の京畿道入居と関連し、1千万ドルのMOUを締結する計画だ。
□ 京畿道は今回の代表団の訪問により、投資規模にかかわらず、小さくても強い技術力を持つ優秀企業に対しては積極的な投資誘致を強行し、膠着した両国間の長いトンネルを抜けるため、経済分野から活路を模索する実利外交を継続していく計画である。
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