キム・ムンス知事「公共ビッグデータの公開・活用が急務」
投稿日d 2013-12-17 ヒット数 377
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道、「データ時代の融合と未来」データ活用戦略セミナーに出席
◇ キム・ムンス京畿道知事が4日、城南板橋テクノバレーにあるポスコICTで開かれたイベント「データ時代の融合と未来」に出席し、挨拶している。 ⓒ京畿ニュース ホ・ソンリャン
「データ時代の融合発展は資本がそれほどかからず、あまり難しくはありません。資本が欠かせない従来のハードウェア中心から、知的能力を備えた人材と共有・拡散中心へと変わりつつあります。京畿道は、公共データの公開などビッグデータの活用を通じた融合発展のために最善を尽くします」
キム知事は4日、城南板橋テクノバレーにあるポスコICT大会議室で開かれた「データ時代の融合と未来」のデータ活用戦略セミナーに出席し、こう述べた。
韓国ITサービス産業協会が主催し、未来創造科学省や京畿道などが後援した同日の催しでは、国内のデータ戦略専門家によるリアルな事例発表をはじめ、様々な文化公演を融合した産・学・官・研のデータ活用合同セミナーが開かれ、関係者約1千人が詰めかけた。
同日のセミナーは「ビッグデータ活用戦略」と題して第1イベント「データ活用戦略セミナー」、第2イベント「データ分析及び活用ソリューション」、第3イベント「データ融合産業フォーラム創立総会」など多彩なプログラムが行われた。特に「音楽がITに出合う」「ビーボーイを愛したバレリーナ」など文化公演も開かれ、注目を集めた。
◇ 同日の第1イベント「データ活用戦略セミナー」で、SAPのクリストファー・ハン専務が「Design Thinkingによる創造革新戦略」と題して発表している。ⓒ京畿ニュース ホ・ソンリャン
キム知事は挨拶で「データによる社会変革は既に始まった。データ産業の活性化に向け、データ取引所などの設立によるデータ主権の確保が欠かせない。京畿道をはじめ、産学研の協力を強める必要がある」と述べた。
続いて「データによって、アイディアと情熱が溢れる若き人材が、初期の投資資金や施設への負担を感じずに起業できるよう支えるべきだ。ビッグデータを技術や産業的な側面に限らず、高齢化や財政執行の効率化など国の懸案の解決にまで活用してほしい」と強調した。
一方、セミナーでは「ロボットがビッグデータだ、ビッグデータの中のサービスロボット産業」「Design Thinkingによる創造革新戦略」などデータ活用に関する様々な議論が続いた。
情報化振興院のシン・シネ部長は「公共部門におけるビッグデータのの推進現状と戦略」と題する発表で注目を集めた。シン氏は「懸案の速やかな分析によるリアルタイムの意思決定に役立ち、国や企業経営の透明性を高めるビッグデータの社会・経済的な価値は非常に高い」と、公共部門でのビッグデータの重要性を主張した。
シン氏は「シンガポールや英国、米国などは既に2000年代半ばからデータ分析を脱税防止や治安・犯罪の予防に役立てている」として海外事例を分析し、公共部門にビッグデータを導入すべきだと呼び掛けた。
このほか、交通や零細事業者、流動人口、マクロ経済の分析、電力ITデータの活用、広告戦略とビッグデータなどに関する議論が行われた。また、国内外の企業別のビッグデータソリューションやデータ分析技術、トレンドの紹介、国内のベンチャー企業代表らによるビッグデータ技術やビッグデータの活用策、運営事例なども発表された。
京畿道情報化企画館のハン・ホヒョン情報サービス担当官はこの催しについて「データはこれから韓国の政治や社会経済の全般に大きな変化をもたらすと思う。今回のセミナーがデータ発展をめぐる都市や地域、官民のコンセンサスを得る良いきっかけになってほしい」と話した。
◇ キム知事とポスコのイ・インボンICT副社長、タングッ大学のチャン・ホソン学長など関係者がセミナーの主題発表を傾聴している。ⓒ京畿ニュース ホ・ソンリャン
ⓒ京畿ニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net
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