金知事 「『I love Korea』に心打たれる… やることは多い」

投稿日d 2013-10-11 ヒット数 382

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[京畿道の米国訪問決算]3泊6日の訪米によりLOI 1件、投資誘致協約3件達成で、1億1900万ドルの成果 

慰安婦少女像を訪問、仁川上陸作戦63周年記念式などに参加

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◇金文洙知事を団長とする京畿道代表団が、LOI 1件、投資誘致協約3件の、1億1900万ドル規模の投資を誘致する成果を挙げ、30日未明帰国した。米国サンディエゴにある(株)エアプロダクツ社とMOUを締結し、研究所を回っている金知事ⓒ京畿Gニュース

金文洙知事を団長とする京畿道代表団が、9月25日から3泊6日間の米国投資誘致の日程を終わらせ、30日未明帰国した。

道の代表団は、米アトランタとロサンゼルス、サンディエゴなどでLOI 1件、投資誘致協約3件の1億1900万ドル規模の投資を誘致する成果を挙げた。今回の投資誘致により320人余りの新しい雇用が生まれると予想される。

初日の25日、道の代表団とLOIを締結した自動車部品会社のA社は、京畿道に大規模投資し、現代・起亜自動車に先端部品を供給する計画であり、その結果が注目される。道の代表団はLOI締結後、起亜自動車のジョージア工場を訪ね、ジョージア州ウェストポイント市の投資誘致事例と工場設立後の地域経済の変化を調べた。
   
代表団は26日CNN本社を訪問、最近デジタルコンテンツ中心へと変わる放送産業の生々しい現場を回り、経営陣に北朝鮮の人権にさらに関心を持ってほしいと要請した。

その後、グーグルの映像制作施設であるユーチューブスペースを訪問した道の代表団は、今後装備と費用作りに困るプロの製作者たちを支援する先端映像施設を京畿道に作るためのアイデアを得た。この日の夕方には、第40回ロサンゼルス韓国人祭りに参加し、京畿道の特産物販売促進活動を励ました。

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◇金知事が米国ロサンゼルスのオックスフォードホテルで、韓国人企業家と午餐懇談会を設けたⓒ京畿Gニュース

27日には、KCCトランスポートシステム社-カイト社の合弁投資協約を締結した。協約により、京畿道玄谷産業団地に新規工場が設立されれば、航空機貨物輸送用コンテナの韓国内生産・メンテナンスが可能になり、航空物流費用、修理費用、期間などが画期的に削減される見通し。 
   
この日の午後は(株)エアプロダクツ社が華城市陵洞に増額投資することで協約、高付加 価値製品である10ナノクラスのNAND型フラッシュ半導体生産工程に欠かせない工程材料を供給することになり、国家の中心産業である半導体産業の成長に大きく貢献することが期待されている。

それに先立ち、道の代表団はロサンゼルス付近のグレンデール市の慰安婦少女像を訪問し、献花した。また、少女像の建立を支えたアラ・ナジャリアン、ローラ・フリードマン、フランク・キンテロ、ジャレ・シンナンヤンのグレンデール市議員4人と、グレンデールのイ・チャンヨプ企画委員長、地域社会ボランティアコーディネータのダン・ベールさんに1250万京畿道民の感謝牌を贈呈した。

「真実の側に立ってくださってありがとうございます」という文章が書かれた京畿道の陶磁器を感謝牌として受けた市議員のうちフランク・キンテロさんは、「誰が何を言おうが真実は真実である。韓国系アメリカ人の学生を始め、多くの若者がここを訪ねられるよう、皆様が良い意見を提示してほしい」とし、「慰安婦の少女像をキレイに管理し、生々しい歴史の場として維持するのに一緒に力を合わせよう」と話した。

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◇ロサンゼルス付近のグレンデール市にあるグレンデールの公共図書館前の中央公園に建てられた慰安婦少女像を訪問し、献花している金知事ⓒ京畿Gニュース

これに対し金文洙知事は、昨夏に見つかった「日本軍慰安所管理者の日記」を紹介し、「ミャンマーで3年間慰安所を管理した人が書いた日記である。このように明白な証拠が見つかった以上、日本もこれ以上韓国女性に犯した犯罪を否定できない」として、日本政府の深い反省と心からの謝罪を促した。

この日の投資誘致日程を終わらせた道の代表団は、サンディエゴのHマートで開かれる京畿道農・特産物の輸出拡大のための販売促進広報イベントに参加し、現地の韓国人たちを励ました。

28日朝食会を兼ねたサンディエゴの韓国人科学者招聘懇談会で金文洙知事は、韓国で起業を準備している現地の科学者に、KNR-ナノファクチャーの事例を紹介し、海外の優秀な人材が思い切り才能を発揮し、韓国の発展に貢献できる道を探る」と伝えた。

続いて代表団は、ペンドルトン米軍部隊内で開かれた仁川上陸作戦63周年記念式典に参加した。金文洙知事は参戦勇士に対する感謝のメッセージを通じて、「今年7月京畿道を訪問していただいた朝鮮戦争参戦勇士たちに対する感謝の意をもって参加した」とし、「自由民主主義の韓国を作り、漢江の奇跡を叶うのに、固い米韓同盟が大きな力になった。これからも自由民主主義の価値と世界平和を守るため、両国間の友情はさらに深まってほしい」と話した。

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◇金知事が米国サンディエゴのペンドルトンキャンプで開かれた「仁川上陸作戦63周年記念式」で挨拶しているⓒ京畿Gニュース

ロサンゼルスに移動した道の代表団は、今年4月シアトルで合弁投資協約を結んだKNRシステム社-ナノファクチャー間の事業の推進経過を確認し、生産工場増設のための協約を締結した。当時両社はDNA復元システムの開発と、製品の商用化のためにMOUを締結した。

KNRのキム・ミョンハン代表は、「当時京畿道知事とワシントン州知事がMOU締結式に参加したことが広まり、顧客の信頼が高まってアメリカだけでなく全世界の公共機関及びDNAバイオ関連会社から購入に関する問い合わせが殺到している」とし、「特に米陸軍犯罪捜査司令部と量産試作品の開発のための交渉が進行中だが、製品を適時に生産するため工場増設計画を前倒しする」と発表した。

金文洙知事は、「KNRシステムとナノファクチャーに初めて会った時は、小さくても強い企業として必ず成功すると考えた。その後事業がうまくいき、今回京畿道に工場を増やせるのでうれしい」とし、「良い雇用も多く作り、5年後1千億の売り上げ目標を達成できるよう、行政的な支援を惜しまないつもり」と励ました。

今回の投資誘致活動について金文洙知事は、「韓国の若者が異国の地でも韓国国民としてのアイデンティティーを忘れないでほしい。韓国国内はもちろん、全世界にいる韓国の若者が、ほしい雇用を見つけて夢を繰り広げられるよう支援し、今後韓国を支える新しい成長エンジンを作り出すため、自分を始めとする京畿道の職員たちが最善を尽くす」と感想を話した。

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◇金知事が米サンディエゴにあるH MARTサンディエゴ売り場で開かれた京畿優秀農産物販売促進会場を訪ね、社員たちを励まし、現地の人たちに京畿道の優秀な農・特産物を紹介しているⓒ京畿Gニュース

経済投資室のファン・ソンテ室長は、「京畿道代表団はこの3泊6日間アメリカの東西を行き渡り、厳しい日程をこなした。企業とのMOU締結はもちろん、現地の科学者と企業家たちに会い、国内外に隠れている人材の養成と、産学協力及び操業支援方策を議論し、韓国経済の活力を高められる道を一緒に模索する意味のある時間だった」と付け加えた。

一方、金文洙知事はグレンデール少女像訪問感想に対する現地メディアの質問に、「今年7月の除幕以来、公式的には初めて平和の都市グレンデール市を訪問した。未来へ踏み出すためには、歴史の過ちを必ず是正しなければならないし、韓国の若者に歴史の真実を知らせるために努力する必要があるということで、そこの住民たちと意を共にした」と話した。 

また、「最後の日サンディエゴのキャンプペンドルトンに入り、仁川上陸作戦63周年記念式典に参加したが、87歳の参戦勇士が「I love Korea」を言いながら涙ぐむのを見て、心を打たれた。彼らの献身によって守られた自由民主主義韓国を、統一大国にするため、私たちがやることは多い」と伝えた。

ⓒ京畿Gニュース | チョン・ギョンナム ckn0403@kg21.net 

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