(株)フェアチャイルドコリア 8インチ半導体FAB新工場、7月から稼働
投稿日d 2013-07-12 ヒット数 434
コンテンツ
(株)フェアチャイルドコリア(共同代表:キム・グィナム、カン・ビョンゴン、キム・テフン)が富川(プチョン)市の遠美(ウォンミ)区に位置するフェアチャイルド工場内に新規事業の需要に対応するため、半導体生産ラインの増設を完工し、今月から本格的な稼働を始めた。
10日午前10時30分に開催された竣工式には、金憙謙(キム・ヒギョム)京畿道経済副知事、金晩洙(キム・マンス)富川市長、国会議員元惠栄(ウォン・へヨン、民主党/梧丁(オジョン)区)、金炅俠(キム・ギョンヒョプ、民主党/遠美甲)、金相姫(キム・サンヒ、民主党/素沙(ソサ)区)をはじめ、フェアチャイルド本社、フェアチャイルドコリア代表取締役および関係企業の役職員など、約300人余が参席した中で行われた。
今回の増設を祝って、(株)フェアチャイルドコリアを訪問した本社フェアチャイルドCEO、マーク・トンプソン氏は「韓国での製造およびR&D能力をさらにいっそう強化し、アジア市場の需要に対応する必要がある」とし、「ここ富川で稼働する8インチ新規半導体ラインにおいて生産予定の年間70万枚のウェハーは、これまで不振だったアジアの市場での売り上げ不振を払い落とし、変化するIT生態系の先端製品市場を攻略するための、フェアチャイルド社の京畿道に対する野心あふれる投資」だと力説した。
フェアチャイルド社は2010年12月に、京畿道と8インチウェハーの生産ライン増設に関する8千万ドルの投資協約の締結をすでに終えている。
同日、竣工式に参加した金憙謙京畿道経済副知事は「世界的なフェアチャイルド社の韓国工場で、発達した産業インフラ、豊富なR&D高級人材の活用、今後の事業の成功を期待している」とし「富川市をはじめ、京畿道内の雇用創出、先端技術の移転など、地域経済の活性化を支援するため、京畿道でも投資環境の改善と行政支援を惜しまない」と約束した。
(株)フェアチャイルドコリア社はTV、LCD、モバイル、電力用半導体(非メモリー分野)を生産し、年間売り上げ3,800億ウォン、雇用人員のみ1,600人の富川市内の優秀な大企業である。2005年、輸出5億ドル塔を受賞、正しい外国企業賞最優秀賞(2008)、韓国最高の働きやすい企業大賞(2008)を受賞した。また、2006年にはフェアチャイルドコリア社内に「フェアチャイルド保育園」を開園、育児問題による女性社員の会社離職を防止し、優秀な女性人材の活用にも関心を持つなど、韓国内で樣々な活動を広げている。
一方、本社のフェアチャイルド社の前身であるフェアチャイルド半導体は、1950年代、世界初の商業用集積回路を発表、1960年代にシリコンバレーの革新企業であり、また、世界IT企業の母と呼ばれる会社になって、アメリカメイン州ポートランド市に本社を置いている。昨年末の売り上げは1兆5千億ウォンにいたり、全世界に9,500人の職員がいる企業である。
Prev | 金知事、スウェーデンで2千万ドル投資誘致の快挙 |
---|---|
Next | D-100、陶磁ビエンナーレの広報に突入 |