分断の傷から統一の希望を見いだすには
投稿日d 2013-07-08 ヒット数 374
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Cover Story | 政策 | 無限な想像が無限な挑戦へと「生きている政策には『理由』がある」
◇去年開かれた「第4回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭」で歌手の2AMが広報大使として委嘱された。京畿道は毎年ドキュメンタリー映画祭の開催を通じて、「疎通のDMZ」を知らせているⓒG-Life編集チーム
金知事の無限な悩み
京畿道は分断の地である。開城も本来京畿道の土地だった。京畿道にはDMZ(非武装地帯)がある。
離散家族も京畿道が最も多い。毎年正月になると、臨津江の向こうにすぐ故郷の町があっても行けない人たちが、臨津閣の望拜壇で望鄕敬慕祭を行う。苦しい分断の傷から統一の芽を育てなければならない。その中心にDMZがある。どうすればDMZを、平和を象徴する空間に変えられるか。
その始まりは?
2,500万北朝鮮住民が、飢えと3代世襲の圧制で苦しんでいる。赤ん坊すら食べ物がなくて死んでいき、数十万人が政治犯収容所に閉じ込められている。北朝鮮の国民たちがこのように苦しんでいるのに、私たちはその苦しみを知らんぷりしている。若者はかえって、「統一は必ず必要なのか」と聞いている。
統一できれば、北朝鮮の労働力と天然資源、そして韓国の先進技術と資本が結合され、韓国の競争力は大きく高まると予想される。北朝鮮を再建する過程で雇用も増える。朝鮮半島の安全保障リスクが消え、国際信用レベルも向上する。統一は負担ではなく、成長エンジンである。
まず国民たちが統一に対してさらに関心を持てるきっかけ作りが必要である。私たちがDMZを積極活用しなければならない理由でもある。これまでDMZは戦争と分断を意味する暗いイメージだけがあった。これからは年間500万人以上が訪問する規模に合うように、戦争のイメージから脱し、平和と民族分断の歴史を考えさせる象徴的な空間にならなければならない。
◇2,000人余りの自転車マニアたちが統一の夢を抱いて走る「ツール・ド・ディーエムジー(Tour de DMZ)」大会が、25日京畿道漣川~坡州一円で行われたⓒG-Life編集チーム
分断の傷から統一の希望を見いだすには?-平和と疎通、生命と和解の空間「DMZ60周年行事」
統一の礎DMZとは? 晴れた5月の春、2,000人余りの自転車マニアが統一の夢を抱いて走る「ツール・ド・ディーエムジー(Tour de DMZ)」大会が25日京畿道漣川~坡州一円で行われた。同大会は、プランスのプライドと呼ばれる「ツール・ド・フランス(Tour de France)」から名付けた平和自転車パレードとして、京畿道が「DMZ60年、いまや生命である」というタイトルを掲げて準備した停戦60周年記念行事である。
京畿道は今回の自転車大会を始め、今年思いきってDMZ60年事業計画を進めている。この事業を通じて、従来の分断の暗い歴史空間だったDMZを、平和と生命、疎通と和解が息づく空間にする計画である。
DMZ60年代表行事は、停戦協定日と解放記念日の期間に集中しており、その意味がさらに大きい。まず今年7月23日、都羅山駅で「国際シンポジウム」が開かれる。一般人を含めて400人が参加するシンポジウムでは、平和をテーマにした大衆親和講演が行われ、国際的な有識者を招聘し、南北和解協力方策に対して議論する。
インターネット放送、SNSを通じて、若年層の関心を誘導することで、双方向対話も行う予定。7月24日から28日までの5日間は、海外及び国内「参戦勇士招聘行事」が開催される。朝鮮戦争の韓国内外の参戦勇士本人と家族を招聘し、犠牲と貢献に感謝し、和合の場を設けるということ。彼らは7月27日平和ヌリで開かれる平和祈願大型伝統文化パフォーマンスである「天地振動フェスティバル」にも招待される。
フェスティバルは、参戦勇士及び故郷を失った人、北朝鮮離脱住民が主人公になる平和祈願際として行われる。「PEACE」をテーマにしたフェスティバルは、京畿道代表のサムルノリ団であるキム・ドクスのサムルノリ団1,000人、学校内問題児童1,000人で構成されたドラムクラブとして文化人性を育むことで模範的な青少年へと導くセロトニンドラムクラブと、ドゥドリム国土大長程の大学生500人が共に平和通り遊びを繰り広げる。
韓国で唯一DMZ内にある町、臺城洞でも、8月2日60周年記念祭りが開かれる。命名60周年を祝い、平和を願う町の60歳誕生日として、60mお餅ケーキ切断式など異色のパフォーマンスが開催される。翌日の8月3日には、平和ヌリ公演会場で平和祈願国際コンサートで盛り上がる。コンサートはDMZが世界平和のメッカであることを全世界に知らせ、米中韓3ヶ国所属の平和指向ミュージシャンが共に平和を祈願する。解放記念日を1日前に控えた8月14日は、DMZブランド町育成事業として作られた統一村ブランド町の開場を知らせる記念行事が行われる。会場では統一村町の歴史、生活文化及びDMZ安全保障・生態などの関連資料が展示される。朝鮮戦争の参加者と、町の元老たちを招聘し、共に遊ぶ小さい音楽会も、その意味をさらに大きくする。
◇DMZ60年代表行事は、停戦協定日と解放記念日の期間に集中しており、その意味がさらに大きい。ⓒG-Life編集チーム
「先日学校でDMZトレッキングコースに参加しましたが、鉄の網を見ながら分断の痛みも感じ、生態環境に接しながら純粋な生命力に気付きました。時間があれば、自転車でその道を走ってみたいし、臺城洞の友だちにも会ってみたいです。鉄の網を早くなくし、早く統一してほしいです」- カン・ミンジョン(13·富川市)君-
– 「DMZ60年、いまや生命である」停戦60周年記念行事
– 7月23日都羅山駅「国際シンポジウム」
– 7月24~28日「参戦勇士招聘行事」
– 7月27日平和ヌリ「天地振動フェスティバル」
– 8月2日臺城洞記念祭り
– 8月3日平和ヌリ「平和祈願国際コンサート」
– 8月14日統一村ブランド町開場
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201306071604227055C059&s_code=C059
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