韓国陶磁観光ツアーライン
投稿日d 2013-06-26 ヒット数 417
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韓国陶磁観光ツアーライン
(2013.06.10)
祭りの現場、京畿世界陶磁ビエンナーレ廣州会場の京畿陶磁博物館一円が、陶磁テーマ公園に生まれ変わった。
旧石器と道芸をテーマにした教育体験空間を設け、蓮の花群落地、松の森トラッキングコースなどを備えたキャンプ場も作られた。華やかだった朝鮮白磁の栄光を再現するための努力である。
◇ 京畿道世界陶磁ビエンナーレ廣州会場の京畿陶磁博物館一円が、陶磁テーマ公園に生まれ変わった ⓒ チ・ミヨン記者
韓国陶磁観光ツアーラインとは
韓国陶磁観光ツアーラインは、陶磁器テーマ都市の京畿廣州~利川~驪州3個所をつなぐ韓国初の陶磁器観光コースである。ツアーはソウルから観光客を募集し、3都市を巡回するバスツアー商品と、3都市陶磁テーマパークを無料で巡回する内部循環バスを利用する2つのやり方で運営される。昆池岩陶磁公園を始め、利川市雪峯公園に入った「利川セラピア(Cerapia)」と「驪州陶磁世界」をつなぐが、移動時間は計1時間くらいかかる。
◇ 博物館と体験館以外にも、ここには旧石器の遺跡展示館と映像体験館、生態公園、アシの森などがある。旧石器の遺跡地でも有名なここには、子どもたちが歴史と文化を体で体験新柄習得できるプログラムも設けてられている ⓒ チ・ミヨン記者
土で作って焼いた「陶瓷」の歴史と文化を一目で見て学べる異色の観光コースができた。京畿道と韓国陶磁財団が3年間準備した「韓国陶磁観光ツアーライン」がそれ。
韓国陶磁観光ツアーラインは、陶磁器をテーマとして作られた京畿道廣州の昆池岩陶磁公園と利川セラピア、驪州陶磁世界を見回るコースのことを言う。これまでの準備課程を経て、今年5月10日昆池岩陶磁公園の完工を機に本格的な試験運営に入った。
廣州市の昆池岩陶磁公園の周辺は、世界陶磁ビエンナーレと陶磁器祭り期間を除けば、索漠とした空間として放置されていた。そのため京畿道は、陶磁観光ツアーラインのスタートラインとなる陶磁公園のリフォーム工事を行ってきた。従来の施設に陶磁に関するアイデアを加え、陶磁モザイク庭園、旧石器遺跡展示・体験館、倉庫映像体験館、生態公園、キャンプ場などを備えたわけである。既にここは、本格的な陶磁テーマ公演に生まれ変わり、お客さんを迎えている。
過去と現在が共存する廣州の「昆池岩陶磁公園」。ソウル江南地域からバスに乗って約1時間で着く公園の入り口には、「ヨリム(開かれた)祭り」の最中だった。多くの人混みを経て入り口を通ると、正面から京畿陶磁博物館が目についた。丸い建物の屋根がまるで白磁と青磁を重ねておいたかのようだった。
博物館の前には、彩りどりの陶磁の欠片で作ったモザイク庭園が目についた。これは、約20人余りの廣州の陶芸家たちと地域の芸術関係者が力を合わせて作ったもので、3トン余りの陶磁の欠片を素材として作ったモザイク広場である。庭園の周辺に涼しい噴水と花、木が調和をなしてその美しさが増していた。
庭園の両側にはかつて王室で使っていた高級な磁器として認められている「白磁」陶磁器を観覧し、購入できる「トファグァン」が建てられた。廣州王室陶芸事業を続けている廣州陶芸家たちの作品に直接接することができるもう一つの展示場が作られたわけである。駐車場から博物館まで続く広い空間には、直接陶磁を作ってみる体験空間が設けられている。
この日、子どもたちと陶磁器を作っていたキム・ムノク(51·城南市所在の児童保育院長)さんは、「子どもたちと一緒に土に触れると、自然と気持がよくなります。これから野外学習活動のコースとして有名になるのでは」と笑いながら話した。
博物館と体験館以外にも、ここには旧石器の遺跡展示館と映像体験館、生態公園、アシの森などがある。旧石器の遺跡地でも有名なここには、子どもたちが歴史と文化を体で体験新柄習得できるプログラムも設けてられている。体験行事の会場には、旧石器人たちの狩猟道具である弓を直接作ってみて、射ってみる体験と、石斧の投げる体験、穴蔵体験、原始人衣装体験などを通じて、旧石器人の生活像を直接経験してみることができる。
会場の外には、「ホホボルパン」という空間が設けられているが、ここではキャンプを楽しむことができる。天気の良い週末になると、家族単位のキャンプ客の車両で一杯になるくらいだという。特に、子どもたちと一緒に歩ける大規模の蓮の花群落地とアシの森、1時間くらいのトラッキングコースが設けられており、陶磁博物館と共に自然生態体験も楽しむことができる。
<昆池岩陶磁公園>
場所:京畿道廣州市昆池岩邑三里72-1
お問い合わせ:031-799-1500
利用時間:午前9時~午後6時
入場料:3,000ウォン
毎週月曜休館(京畿陶磁博物館)
◇ 土で作って焼いた「陶瓷」の歴史と文化を一目で見て学べる異色の観光コースができた ⓒ チ・ミヨン記者
インタビュー / 廣州王室陶芸事業共同組合のハン・ギソク組合長
◇ 廣州王室陶芸事業共同組合のハン・ギソク組合長 ⓒ チ・ミヨン記者
陶磁観光都市、廣州市へようこそ!
「京畿道廣州は、朝鮮時代王様に捧げた白磁を焼いたところです。今も70人余りの陶芸家が滞在しながら白磁をはじめとする伝統的な陶磁研究に力を注いでい「陶磁の本場」です。しかし、これまで京畿道の陶磁祭りは利川市と驪州郡を中心に開催されました。中でも最も大きな祭りである「京畿道世界陶磁ビエンナーレ」に参加しては来ましたものの、祭り期間を除けば観覧客の訪問は消えてしまいました。
博物館以外の付帯施設が足りなかったためだと思います。そのため、3年間に掛けて空間を再び改編し、その結果陶磁体験公園として作られ、今や本来の役割を果たすことができるようになりました。
今回始まった「韓国陶磁観光ツアーライン」もやはり、廣州と利川、驪州をつなぐ3番国道似沿って運営され、そのツアーの始まりが昆池岩陶磁公園だということも、我が廣州の陶芸文化がさらに発展できる可能性を高めてくれたことだと思います。利川と驪州は昔から続いている青磁文化とともに、生活の磁器が発展してきたところです。それに比べ、廣州は旧石器博物館や陶磁博物館など展示体験が中心でした。学習が中心になったため、自然と作家たちの作品展示も難しくなり、販路も減ってしまいました。
今回の陶磁公園造成当時、京畿道が我が廣州王室陶芸家たちの作品展示会場である「トファグァン」建立を承認してくださったことに対し、廣州の陶芸家を代表して感謝の言葉を伝えたいと思います。
廣州市と廣州地域の陶芸家たちが、リフォーム初期から企画した昆池岩陶磁公園の特徴は、まさに連携体験であります。少し寄ってすぐ離れる博物館ではなく、「1日または1泊2日のコースで体験できる施設を作ろう」というのが目標です。このため、従来の施設である博物館を中心に、体験コースを作る努力をしました。
観覧客が来て、午前は博物館観覧と映像体験をし、午後は陶磁お絵書きと直接陶磁作りの体験が楽しめます。また、旧石器時代の展示物を観覧し、陽が沈むと涼しい風に汗を冷ましながらトラッキングを楽しむのもいいと思います。
夏になると蓮の花群落地、秋になるとアシの森が踊る素晴らしい風景を見ることができます。夜になると家族とキャンプを楽しみながら一日を終わらすこともできます。
昆池岩陶磁公園は他のところに比べて地理的な条件も素晴らしいです。ソウルの江南地域や城南地域に比べて1時間もかかりません。余りにも遠かったり、近かったりせず、旅行に行くドキドキ感が味わえる最適の距離だと思います。廣州市もソウル市民と京畿道民のために、便宜施設に積極的に投資しています。おかげで活発な陶芸活動の中でさらに素晴らしい作品を完成できるようになりました。これから「王室陶芸」の精神を引き継ぎ、韓国、さらには世界に白磁の美しさを知らせるために努力してまいります」
ⓒ 京畿Gニュース | キム・サンホ記者
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201306100019417055C059&s_code=C059
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