京畿道投資誘致団は午前11時、世界的な大型トラック生産業者であるスカニア本社を訪問し、今後5年間2千万ドル規模の投資に合意する協定書（MOA）を締結した。

 スカニア社は2011年9月に京畿道華城市LH公社とドンタン産団への入居を協議した例があり、2012年6月に華城ドンタン産業団地への入居契約を締結した。

　金文洙知事は、「京畿道は現代、キア自動車の本社と工場があり、Volvo、Bosch、Delphi、Faureciaなど、自動車関連企業が進出している地域なので、スカニアコリアが京畿道ドンタン産業団地に本社を移転し、整備工場を新築することを決定したことは偉大な選択」だとし、「スカニア社の事業展開の成功のため、行政的支援と投資環境改善に最善を尽くす」と明かした。
 
　2014年5月にスカニアの大規模整備工場が新築されれば、直接雇用25人と関連産業の間接雇用を含め、195人の雇用創出効果が期待される。特に、国内で生産された自動車部品を使用することになり、国内中小自動車部品業界の同時成長が期待されることはもちろん、製品やサービス競争を通し、不況の余波によって勢いを失った国内の乗用車産業の発展にも大きく寄与することが予想される。