金知事「自転車の両輪のように、南北も一緒になってほしい」
投稿日d 2013-06-10 ヒット数 391
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金知事「自転車の両輪のように、南北も一緒になってほしい」
(2013.05.26)
25日漣川~坡州72㎞、自転車パレード「Tour de DMZ」盛況のうちに終了
◇ 停戦60周年の平和自転車パレード「Tour de DMZ」が自転車マニア2千人が参加した中、25日京畿道漣川~坡州一円で開かれた。この日の午前、漣川郡公設運動場で、大会参加者たちが出発している ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
全国の自転車マニアが統一の夢を抱いて走る「ツール・ド・ディ─エムジ─(Tour de DMZ)」大会が、25日京畿道漣川~坡州一円で開催された。
この大会は、フランスのプライドといわれる「ツール・ド・フランス(Tour de France)」から名付けた平和自転車パレードとして、京畿道が「DMZ60年、いまや生命である」というタイトルの下で設けた停戦60年記念行事である。
この日の午前10時漣川郡公設運動場で開かれた開幕式には、金文洙京畿道知事、キム・ナムシク統一部次官、キム・ギュソン漣川郡首、農協中央会のチョ・ジェロク京畿地域本部長、京畿道の広報大使であるクリスティーナなどが参加した。
金文洙知事はこの日大会の挨拶を通じて、「漣川は朝鮮半島の真ん中にあり、南北分断の苦痛を秘めているところ。自転車の両輪のように南北が一緒になってからこそ、より遠く、より楽に前へ進むことができる。参加者たちが統一の夢を抱いて、力強く元気に走ってほしい」と、開幕を祝った。
◇ 開幕式に参加した来賓たちが、大会の開幕を知らせるタッチボタン台に上がり、平和のメッセージを入れた鳩型の風船を空に浮かべようとしている ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
◇ 金文洙京畿道知事が、挨拶の言葉を述べている ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
今大会では、自転車同好会員をはじめ、北朝鮮脱法者、障害者サイクル選手、軍将兵、駐韓米軍、参戦国大使館職員など2千人余りが参加した。
この日参加者たちは、漣川郡公設運動場から坡州臨津閣平和ヌリまで、停戦日の7月27日を距離で換算した72.7㎞を自転車で走り、DMZの歴史と生態を満喫した。
特に、参加者たちは参戦国の国旗及びUN旗をリュックサックに刺して走り、DMZ一円72.7㎞をUN参戦国旗に覆った素晴らしい景観を演出し、見所と感動を与えた。
京畿道は今回の行事が単なる自転車パレードではなく、障害者と健常者、韓国軍と米国軍、北朝鮮脱北者、参戦国大使館職員たちが分断の現場であるDMZ一円を一緒に走り、階層と世代、理念の障壁を乗り越え、疎通と和合に行く大切なきっかけになったと説明した。
大会に参加したサイクルパラリンピック国家代表チン・ヨンシク選手は、「停戦60年という行事の意味がよくて参加を決めた」とし、「選手たちがもちろん、自転車同好会員にも意味深い思い出になる」と感想を述べた。
この日、パトロール任務を勤めた自転車同好会DOSSAのイ・ジョンサン(45·ソウル城北区)氏は、「DMZ一帯に沿って入るコースに対する期待が大きい」とし、「これから南北が統一され、北朝鮮住民たちとも一緒に自転車に乗りたい」と話した。
◇ 大会開幕の前に、金知事が自転車同好会員たちと記念撮影している ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
◇ 京畿道のチェ・スンデ行政2部知事(左から三番目)をはじめ開幕式に参加した来賓たちが、自転車パレード出発の前にライダー姿で記念撮影をしている ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
今年初めて開かれた「Tour de DMZ」は、かなり長距離であるため、参加者募集に困難を強いられると予想していたが、行事の趣旨に共感する多くの国民の参加により、申請終了日前に募集が締め切られた。
京畿道は大会運営の成功と参加者たちの安全及び非常状況の措置に万全を期するため、ボランティア100人余りを行事会場の至るところに配置し、安全レースと救急状況に対処した。
この日の公式行事では、5師団軍楽隊の公演、国際ダンス協会の世界選手権大会での優勝チームであるチアリーダー「インパクト」の公演、DMZ写真展などが行われたりもした。
◇ この日の参加者たちは、A・B・C組みに分かれ、漣川郡公設運動場から坡州臨津閣平和ヌリまで72.7kmを自転車で走った ⓒ 京畿Gニュース ユ・ジェフン
ⓒ 京畿Gニュース | イ・ジュンギュンeyekle0723@kg21.net
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