道博物館・白南準アートセンター、世界が認める

投稿日d 2013-05-09 ヒット数 390

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道博物館・白南準アートセンター、世界が認める
(2013.04.12)

英国「アートニュースペーパー」が選んだ、世界で最も人気のある展示の一つ
 
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◇ 白南準アートセンターの全景 ⓒ Gニュースプラス

京畿道博物館の「京畿米特別展」と「冊巨里特別展」、白南準アートセンタの「x-sound:ジョン・ケージと白南準以降」、「ノスタルジアはフィードバックの自乗」など、4つの展示会が英国の「アートニュースペーパー(The Art Newspaper)」が選んだ2012年最も人気のある展示会リストに名を連ねた。
 
「アートニュースペーパー」は国際的な権威と情報力を持つ英国の文化芸術専門月刊紙。毎年4月号に前年度の統計資料を発表する。最近発行された4月号に、2012年世界の博物館・美術館を対象に、展示会期間中に訪問した1日観覧客数を分析し、最も人気のあった展示会を発表した。
 
これに国立博物館・美術館を除いた広域地方自治体運営の博物館と美術館の特別展示分野に、京畿道博物館と白南準アートセンターの特別展示会が選ばれたわけである。
 
京畿道博物館は昨年3月、「冊巨里特別展-朝鮮貴族の書斎から現代人の書斎へ(2012. 3.21~6.10)」を通じて、伝統的な冊巨里と、冊巨里の素材になった器物、現代作品などを展示し、朝鮮貴族の生活を興味深く扱った。7月からは「京畿米特別展:禾・米・食(7.19~9.2)」を通じて、私たちの生活になじんでいる京畿米の由来を知らせ、「藁工芸でかご作り」、「京畿米加工食品作りイベント」、「伝統酒である浮蟻酒作り」などの様々な体験プログラムも行われた。

この二つの展示は、それぞれ1日訪問客が951人と1164人と、計11万151人が観覧した。
 
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◇ 京畿道博物館の京畿米特別展を訪ねた観覧客が展示を見ている ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
白南準アートセンターは、昨年白南準誕生80周年を記念し「x-sound: ジョン・ケージと白南準以降」(3.9∼7.1)を開き、白南準とジョン・ケージの出会いと交流、芸術史的な価値探求及び2人の巨匠の芸術的遺産を引き継いだ現代のサウンドアート作家の公演も披露した。「x-sound」は、様々な時空間体験を通じて、音響知覚領域の臨界点で会う音を意味する。
 
さらに、「ノスタルジアはフォードバックの自乗」(2012.7.20.~2013.1.20)展では、白南準の画期的な作品、作品の製作原理を見せるビデオシンセサイザー、白南準の問題意識を共有・拡散させた作家たちの作品を展示し、白南準の芸術世界を振り返った。これらの展示は、それぞれ1日643人と836人が訪問し、19万9855人の観覧客が展示会場を訪れた。

京畿道文化芸術課の関係者は、「京畿道傘下の博物館と美術館の展示レベルが認められたことから、非常に前向きに思っている」とし、「継続的な展示水準向上に向け、観覧客に良質のサービスを提供することは大事」と話した。
 
ⓒ 京畿Gニュース | パク・クァンシク malbut@kg21.net
 
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201304121732527055C049&s_code=C049