訪米金知事、「コリアセ-ルス」スタート

投稿日d 2013-05-01 ヒット数 370

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訪米金知事、「コリアセ-ルス」スタート
(2013.04.18)

[京畿道投資誘致団①] ワシントン州知事に会い、積極的な投資要請
金知事「韓国は安心して投資できる魅力的な市場」強調
道企業KNR社、美ナノファクチャ─社と500万ドル投資契約を締結

 

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◇ 米国を訪問している金文洙京畿道知事が、現地時間17日ワシントン州庁舎でジェイ・インスレ─州知事と会談しているⓒ Gニュースプラス
 
京畿道訪米投資誘致団を率いる金文洙京畿道知事が、初の日程としてジェイ・インスレ─(Jay Inslee)ワシントン州知事と会談した後、京畿道企業と米国企業間の500万ドル規模の投資契約締結式に参加した。

現地時間17日午後、ワシントン州オリンピア市にあるワシントン州庁舎を訪問した投資誘致団一行は、ジェイ・インスレ─ワシントン州知事を訪問、ワシントン州企業の京畿道投資と、両地域間の協力方策を議論した。
 
金知事は特に、最近北朝鮮の挑発脅威により不安を感じている米国政府と民間企業に向け、韓国が安心して投資できる魅力的な市場であることを強調した。
 
最近発生したボストン爆弾テロの犠牲者を追悼するため、弔旗が掲げられたワシントン州庁舎に到着した金知事は、迎えにきたワシントン州の関係者たちに、テロの犠牲者に対する哀悼の意を表じ、罪のない一般人に対するテロ行為は必ずその罪を負わなければならないと話した。
 
会談が開始され間もなく、インスレー知事が朝鮮半島の安全保障に対して質問すると、金文洙知事は、「北朝鮮からは脅威があるおのの、米韓両国の対応体制は確固たるものがある。特に米国はB-2など先端戦略を韓国に送って北朝鮮に警告したのが効果があった」とし、「韓国は安心して投資できる魅了的な市場であるため、さらに多くの米国企業が韓国に投資することを期待している。
 
これに対しインスレ─州知事は、「米国太平洋沿岸地域は、韓国との縁があり、韓国に進出した企業も多い」とし、米韓FTAを両側が互いに利益をあげる事例と評価し、これから航空機、ワインなど主な商品がもっと輸出されることを希望した。

 

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◇ この日、ワシントン州庁舎で金文洙知事、ジェイ・インスレ─ワシントン州知事、KNR社のキム・ミョンフン代表取締役(左から2番目)、ナノファクチャ─社のイ・ギョンフン代表取締役(左から3番目)が「KNR-ナノファクチャ─」契約締結式後の記念撮影をしている ⓒ Gニュースプラス
 
会談に続き、州庁舎の中に設けられた会場で京畿道企業であるKNR社と米国のナノファクチャ─社間の契約締結式が開かれた。DNA復元システムの開発と商用化に対する持続的な相互協力と投資を内容とする今回の契約を通じて、KNR社はナノファクチャ─社から500万ドルの投資を誘致することになった。
 
今回の投資契約により、KNR社とナノファクチャ─社、ワシントン州立大学間の協力関係がさらに強くなり、今後新薬開発や犯罪操作などに活用できるDNA抽出技術に、相当な進展があると期待される。

ナノファクチャ─社はワシントン州立大学のC4C(Center for Commercialization)企業として、ワシントン州立大学から資金などの支援を受け、共同研究開発を行い、関連技術の財産権もワシントン大学の責任の下で管理される企業である。この会社は2016年まで龍仁所在KNR社に製品開発と製造設備などの増築名目で500万ドルを投資する予定。
 
今回投資誘致を行ったKNR社は、京畿道UTプログラム(テキサス州立大学の技術協力プログラム)を通じて、2011年4月米国のリンクエンジニアリングと装備供給契約を締結するなど、京畿道との協力で急成長している産業用試験装備製作分野の有望中小企業である。

道のチョン・ソンテ経済投資室長は、「大規模投資も重要だが、海外技術協力を通じて有望中小企業がさらに大きく成長できるよう助けるのも大事」とし、「従来のUTプログラムはもちろん、これからは個別企業間の技術協力環境づくりにも積極的に乗り出す」と話した。

契約締結式後、京畿道投資誘致団一行は、州庁舎近くにある朝鮮戦争参戦記念日に参拝し、迎えに出た朝鮮戦争参戦者たちに会い、最近の朝鮮半島の状況と米韓同盟の重要性に対する理解を交した。ワシントン州出身の朝鮮戦争での戦死者は580人と、米国左側地域では最も多い。

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◇ 金知事と京畿道投資誘致団一行が、ワシントン州庁舎近くにある朝鮮戦争の参戦記念日を参拝している ⓒ Gニュースプラス