京畿道訪米投資誘致団、2億4500万ドル外資誘致

投稿日d 2013-04-26 ヒット数 372

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京畿道訪米投資誘致団が21日午後、帰国した。

   今回、シアトルなどアメリカ西部一円で投資誘致活動をした代表団は、訪米期間中、総24,500万ドルの投資を誘致し、1,542件の雇用創出を期待している。

   特に、コストコ社の平澤市(ピョンテクシ)浦升洞(ポスンドン)の第2産業団地内における物流基地の建設と、新世界チェルシーアウトレット始興(シフン)店への投資誘致は、金文洙(キム・ムンス)知事と経済投資室の公務員たちが心血を傾けた結果だと評価される。道投資誘致チームは、コストコ社の物流基地誘致のための敷地検討過程からコストコ側に積極的に協力したのはもちろん、韓国国内の物流中小企業の被害可否など、問題点も細心に分析して緻密に投資誘致に臨んだとのことだ。新世界チェルシーアウトレット投資も同様、近隣施設とのシナジー効果、交通条件、後背地の人口規模など、立地地域の諸般事項を分析してサイモン社側に最適の条件を提示したのが功を奏したとの分析である。

   45日の投資誘致の日程を終え、21日午後に帰国した金知事は、翌日の22日午後、道庁ブリーフィングルームで記者会見を持ち、今回の訪米の成果を説明した。金知事は、「北朝鮮の挑発の脅威のため、外国投資者の不安感は思ったより深刻だ」とし、「海外投資誘致に力を入れる一方で、反企業感情と規制問題を積極的に解決して国内投資を増やしてこそ、景気が回復する」とし、最近の景気不振の解決方法を提示した。また、現在、政治圏で景気浮揚のための追加更正予算が論議されているが、規制問題と反企業感情が解決できれば、さらに何倍も大きな民間投資が可能だと説明した。実際に金知事は最近、サムスン電子の華城(ファソン)工場のフッ酸流出事故と住民のデモにより、投資を躊躇していたサムスン電子側を説得し、半導体工場2ラインの増設を予定通りに推進するようにした。

   また、訪米期間、アメリカのボーイング社の生産現場を周り、米ワシントンン大学のC4C(Center for Commercialization)プログラムについての説明を聞き、アメリカ製造業の状況と産学協力モデルを確認した金知事は「韓国の製造業の経済力は、アメリカにまったく遅れをとっていない」と評価し、「アメリカ側がR&Dを引き受け、韓国の中小企業が生産をし、内需市場にも販売してアメリカにも輸出する方式を積極的に推進する」という腹案を提示した。

   今後、海外投資誘致と企業支援の方向と関連し、道関係者は「企業のニーズに合った最適の条件を提示し、希望通りの投資ができるよう、投資環境を造成し、韓国企業の海外納品と外国企業との技術協力支援、優秀技術を持つ中小企業への総合コンサルティングなど、より体系的な投資誘致と企業支援プログラムを発展させていく」という計画を明らかにした。 ()