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投稿日d 2013-03-21 ヒット数 410

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韓国固有の紙
「韓紙」の全てが体験できる<驪州韓紙文化体験学校>

 
韓国の伝統紙「韓紙」は、作る際に百回の手間がかかるとして「百紙」と呼んでるくらい、製作が大変だった。そのため、昔の祖先たちは「韓紙」を大事に扱った。しかし、次第に「韓紙」の使用は減少してる。そうした中、これを保存・発展させ、次世代に広く普及させるために設立された機関がある。それが<驪州韓紙文化体験学校>である。

韓国のプライドであり、固有の文化資産、「韓紙」
京畿道驪州郡占東面長安里にある<驪州韓紙文化体験学校>は、韓国のプライドであり、固有文化資産の「韓紙」を保存し、広く普及するために2009年設立された。<驪州韓紙文化体験学校>では体験教室、展示観覧、専門受講が行われているが、韓紙が作られる過程を直接経験し、韓紙を利用した様々な日用品を作るために、幼稚園児から小中高の児童・生徒たちが主に訪問している。
 
< 驪州韓紙文化体験学校>では、韓国固有の紙であるにも関わらず、製作過程や使い道についてよく知らない観覧客のために、展示室を設けている。観覧客はガイドの案内によって韓紙の歴史や作られる過程などを一目で確認できる。
 
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また1930年韓紙を生産した際に使われた道具や朝鮮時代に使われた韓紙壷をはじめ、韓紙で作った伝統工芸品、美術品、人形工芸作品などが展示されており、韓紙について深く理解する時間を提供してくれる。さらに、購入したいという観覧客には、販売もしている。.

< 驪州韓紙文化体験学校>の関係者は、「韓紙はコウゾとクワの繊維質を天然材料として、伝統的な韓紙の生産方式である외발뜨기(흘림뜨기)で作るため、自然の持っている質感をそのまま維持している」とし、「また寒い冬に冷たくキレイな水で作るため、繊維質が固く固まって紙がパリパリしてる感触を持ち、力を保っている上、質もいいため、バクテリアなど未生物が繁殖するのを防いでくれる」と説明した。
加えて、「これによって韓国には新羅時代以降、紙を基盤にした本や絵がいまだに残っているものが多いが、それに比べて西洋では300~400年前の紙の製品が1~2個くらいしか残っていない」話した。

様々な体験プログラム運営
予約制で運営されている体験教室では、韓紙を利用した様々な日用品づくり体験プログラムが運営されている。主に幼稚園と小中高で団体で体験プログラムに参加しており、週末や休みを利用して親子が一緒に訪問する場合も多い。

体験教室は予約制で運営され、実際家庭で使える宝石箱、六角筆箱、うちわ、四角い盆など様々な日用品づくりが行われている。合わせて韓紙の質感を感じるため、ハサミやカッターでは切らず、手や専用道具を使って破ることで、韓紙だけが持っている独特な繊維質の感触を感じることができる。
 
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また、伝統韓紙工芸の学習課程を必要とする人のために、専門受講プログラムを運営しており、「国立民俗博物館」韓紙工芸教育講師の指導により、体系的な指導を受けることができる。このような専門的な教育課程を通じて、伝統韓紙工芸の優秀性を継承し、世界に広く普及させる文化伝道師の役割を果たすことができる。
 
< 驪州韓紙文化体験学校>に訪問して、体験プログラムに参加していたある外国人は、「韓国は昔から自分達だけの紙を作って使っていたことに驚いている。さらに、韓紙を直接触ってみると感触が柔らかいながらも強くて、品質が非常に高い」と韓紙の優秀性を評価した。

一方、<驪州韓紙文化体験学校>は、昨年文化体育観光部が主観した「韓国文化100」の韓紙部門に選ばれ、韓国内外の韓国文化普及のための資料として活用されている。合わせて、「ハングルの日のイベント」をはじめ、様々な地域のイベントに参加し、韓紙を広めることに注力している。

* 利用案内
住所:京畿道驪州郡占東面長安里478番地
電話:031-886-0135~6
ホームページ:www.yeojuhanji.com
利用時間:月~土曜午前10時~午後5時/日曜は休館
入場料:大人5,000ウォン、青少年4,000ウォン、子ども・高齢者3,000ウォン
(30人以上団体は別途価格)
 
◎ 記事:チェ・ヨニWoORI記者団 / 写真:驪州韓紙文化体験学校提供
 
http://www.woorizine.or.kr/new/main.htm?mncode=147B&atc_code=147B41