心のこもったキムチを皆で分け合いましょう
投稿日d 2012-12-04 ヒット数 379
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心のこもったキムチを皆で分け合いましょう
(2012.11.15)
道セマウル婦人会主催「温かい冬、心のこもったキムチづくり」300人余りが参加
◇15日「温かい冬、心のこもったキムチづくり」行事に参加したウンウェン・ティウンアン(左端)氏など、多文化家庭の主婦たちⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
2年前、ベトナムから韓国へお嫁に来た結婚移住者のウンウェン・ティウンアン(22歳・水原池洞)氏は一緒に来た息子をおんぶしながらキムチづくりに余念がない。キムチ漬けは今回が初めてとのことで、何もかもが新鮮で不馴れなことばかりだが、隣で手伝ってくれるベテラン主婦たちのおかげで、寒さも忘れ熱中している。
彼女は、自分が漬けたキムチを手にとり「ちょっと寒いけどキムチの漬け方も教わり、いろんな人と分け合うことができてうれしい」とし、「実際に作ったキムチを家に持って帰り、家族と一緒に食べたい」と言い、にっこり笑った。
京畿道と京畿道セマウル会、京畿道セマウル婦人会の主管で道内31ヶ所の市郡婦人会など300人余りが参加した「温かい冬、心のこもったキムチづくり」行事が14日から15日まで、京畿道庁のしばふ広場で行なわれた。今年で3回目となるこの行事は、京畿道から補助を受け、31の市郡婦人会の自発的なボランティアにより毎年行なわれている。
今年は特に、ベトナム、カンボジア、日本、中国などから来た多文化家庭の主婦ら50人余りが参加し、さらに意義深いものとなった。道セマウル婦人会平澤市会では、寒い冬、苦労する会員たちを慰労するため、豚肉を蒸したスープご飯を用意した。
2日間で漬けたキムチ(5kg)1千個(3千個)は京畿道に住む一人暮らしのお年より500世帯に配られた後、福祉施設100世帯、キムチづくりに参加した多文化家庭50世帯に配られる予定だ。
◇金文洙(キム・ムンス)京畿道知事の夫人薛蘭寧(ソル・ナニョン)女史(右側)も15日の行事に参加し、キムチづくりを手伝った。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
15日の行事に参加した薛蘭寧(金文洙京畿道知事夫人)女史は「キムチと一緒に希望と愛を伝えたいと思い参加した」とし、「寒い冬、自発的に奉仕する道セマウル婦人会の皆さんに深く感謝する」と述べた。
キム・スキ道セマウル婦人会長も「今回の行事は施行事業で、31の市郡で548の自治協議会の婦人会がキムチを作り地元の低所得層の子どもたちや各種施設などに今年の冬だけで32万個のキムチを配る予定だ」とし、「これからも共に生きる地域共同体を作っていくための各種事業を行なっていきたい」と語った。
一方、道セマウル会と道セマウル婦人会は、正月のお餅スープ配り、お盆のソンピョン(韓国風餅)配り、愛のお米配り、愛の練炭配り、家リフォーム工事、欠食児童への昼食サービスなど、共同体のための「ハッピーコリア運動」を展開している。
特に、道と共同で65歳以上の一人暮らしのお年より11万4665人を対象に「お年よりケア事業」を推進している。道とセマウル会は昨年12月、業務協約を結び、今年1万7千人を対象に月2回の訪問と安否の電話などのケア活動を行ない、好評を集めている。
道の関係者は「周辺の困っている人たちに希望を与える道セマウル会の各種事業を京畿道も積極的に支援、育成し、全国でも見本ケースとして波及していけるよう、努力していきたい」を語った。
◇ 行事に参加した京畿道セマウル婦人会の会員らが並んでキムチを漬けている。この日作られたキムチ3千個は道内1千ヶ所の対象世帯に配られる予定。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
ⓒ Gニュースプラスニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net
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